トヨタ、伝統のルマンをリードしながらリタイア:村田開発部長のコメント
ポールポジションからスタートし、レースの半分を完璧にリードしていたトヨタTS040 HYBRID。
ヴルツ/サラザンとのトリオで中嶋一貴がドライブ中に、コース上でストップして悲願達成はならなかった。
開発責任者の村田久武 モータースポーツユニット開発部部長は、悔しさをコメントした。
「ハイブリッド系のシャットダウンによるリタイアとなってしまい、非常に残念だ。ドライバーも復帰すべく試みてくれたが、メイン電源が落ちた状態でそれもかなわなかった。これまでのテストでも経験のないトラブルなので、詳細は今後調べる。応援いただいている関係者をはじめ皆さんの期待も膨らんでいただけに、とにかく残念だ」。
7トヨタTS040 HYBRIDは以下のようにレースをリード、ペースメーカーになっていた。
10時間経過時点(アレックス・ブルツ):1位 154周
11時間経過時点(アレックス・ブルツ):1位 171周
12時間経過時点(ステファン・サラザン):1位 188周
13時間経過時点(ステファン・サラザン):1位 205周
14時間経過時点(中嶋一貴):2位 219周(コース上にストップ)
15時間経過時点:リタイア
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