台風の余波を吹き飛ばしてハミルトン+メルセデス優勝!!
2014F1GP第15戦日本GPは、大型の台風18号の影響で雨に祟られながら、予定通りスタートし、ハミルトン+メルセデスが先行するポール・ポジョンのロズベルグ+メルセデスをオーバーテイクして今季8勝目を決めた。
2位のロズベルグ+メルセデスに続いて、フェッテル+レッドブルが3位を射止め、レッドブルは前戦のシンガポールのリカルドに続く表彰台となった。
また、レース終盤の2度目のセーフティカーの原因になったのは、ビアンキ+マルーシアだった。スーティル+ザウバーがコースオフしてその撤去作業に出動していたクレーン車に、続いてコースオフしたジュール・ビアンキが接触。このアクシデントでセーフティカーが入り、そのままレースは終了した。
小林可夢偉+ケータハムは、19番手でレースを終えたが、最初のタイヤをエンジニアからメカニックへのミスコミュニケーションで履き間違える混乱もあった。しかし、可夢偉は、”自分としてはできることはやった。お客さんも、赤旗もそう長く待たされることもなかったので、よかったと思います”とコメントした。
ルイス・ハミルトンは、優勝で25ポイントを加え、ニコ・ロズベルグに10ポイント差をつけて、残り4戦で雌雄を決する。
◆日本GP決勝ベスト10
1. ハミルトン+メルセデス
2. ロズベルグ+メルセデス
3. フェッテル+レッドブル
4. リカルド+レッドブル
5. バトン+マクラーレン
6. ボッタス+ウィリアムズ
7. マッサ+ウィリアムズ
8. フルケンベルグ+フォースインディア
9. ヴェルニュ+トロロッソ
10. ペレス+フォースインディア
19. 小林可夢偉+ケータハム
[STINGER]山口正己