ハミルトン+メルセデス、初のロシアGPに勝つ!!
2014F1GP第16戦ロシアGPは、10月12日に、オリンピック跡地のソチ・オートドロモで決勝レースを行ない、ルイス・ハミルトンのメルセデスAMGが優勝した。
2位は、スタートでコースをはみ出してタイヤを傷めてピットインを強いられながら、鬼神の追い上げを見せたニコ・ロズベルグ(メルセデス)。ハミルトンとのタイトル争いでまたも7ポイントのリード(計17ポイント差)を許したが、あきらめないパッションをロシアのファンに伝えた。
この結果、メルセデスは、コンストラクターズ・ポイントを565ポイントとし、最終戦を待たずに2014コンストラクターズ・タイトルを決めた。
3位は、シーズン5度目の表彰台のバルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)。終盤にファステスト・ラップを連発して、メルセデスに次ぐ強さを見せた。
4位と5位にマクラーレンのジェンソン・バトンとケヴィン・マグヌッセンが入り、コンストラクターズ争いで、フォース・インディアを逆転した。
小林可夢偉+ケータハムは、レース中盤、いきなりピットから、ピットインを示す”ボックス”の指示を受けてピットイン。そのままリタイアするという実に不可解な終わり方をした。
可夢偉は、イギリスのBBCのインタビューに、「いきなりピットに呼ばれた。リタイアの理由はわからない」、と答えており、ケータハムの理解不能な行動は、今後、物議をかもしそうだ。
2014F1GPは、残り3戦。次のアメリカGPは、2週間後の11月2日に決勝がおこなわれる。
◆2014F1GP第16戦ロシアGP結果
1. ハミルトン+メルセデス
2. ロズベルグ+メルセデス
3. ボッタス+ウィリアムズ
4. バトン+マクラーレン
5. マグヌッセン+マクラーレン
6. アロンソ+フェラーリ
7. リカルド+レッドブル
8. フェッテル+レッドブル
9. ライコネン+フェラーリ
10. ペレス+フォースインディア
11. マッサ+ウィリアムズ
12. フルケンベルグ+フォースインディア
13. ヴェルニュ+トロロッソ
14. クビアト+トロロッソ
15. グティエレス+ザウバー
16. スーティル+ザウバー
17. グロジャン+ロータス
18. マルドナルド+ロータス
19. エリクソン+ケータハム
(以下、リタイア)
小林可夢偉+ケータハム
チルトン+マルシア
Photo by MERCEDES AMG PETRONAS Formula One Team