ビアンキ、状況変らず

最後の発表から1週間が経過するも、状況は変らず。
マルーシア・F1・チームは14日(火)、日本GPでクラッシュし、現在も三重県立総合医療センターに入院しているジュール・ビアンキの最新の状況を発表した。
今回の発表も、ビアンキの家族と三重県立総合医療センターの共同で出した声明をチームが発表したもので、それによると、最後に発表があった丁度1週間前の7日(火)のときと状況は変らず、現在も「危険な状態だが、安定している」状態が続いている。
ビアンキの家族は、今後も必要に応じて最新の状況を発表する。
■ビアンキの事故について
ビアンキは5日(日)におこなわれた日本GP決勝の終盤、ターン7で42周目にクラッシュしたザウバー・F1・チームのエイドリアン・スーティルのマシンを回収しようとしていたクレーン車に衝突し、病院に搬送された。病院で手術を受けたビアンキは、頭部に深刻な外傷を負ったことにより、びまん性軸索損傷と呼ばれる脳にダメージを受けた状態となり、現在も意識不明の状態が続いている。危険な状態ではあるものの、現在も安定した状態が続いている。
Photo by Marussia F1 Team




