エクレストン、ケータハムのアメリカとブラジル欠場を許可

すでにいくつかチームの買いても名乗り出ており、コレスも全権を譲る続きを進めている。
F1の最高権威であるバーニー・エクレストンは、24日(金)に管財人の手に渡ったケータハム・F1・チームが、来週末のアメリカGPと11月7日(金)〜9日(日)におこなわれるブラジルGPを欠場することを特別に許可した。
これは、24日にチーム運営の全権利を譲り受けたケータハム・スポーツ・リミテッドの管財人を務めるフィンバー・オコネルが所属するイギリス-ロンドン会計事務所、スミス&ウィリアムズが24日に発表したもの。
通常、チャンピオンシップに参戦するチームがレースを欠場することは契約違反になるが、チームがアブダビGPのグリッドに着けるよう、チームの売却を目指して新たな買い手を探しているオコネルは、24日にエクレストンと電話会議をおこない、ケータハムの財政事情を汲んだエクレストンは、チームがアメリカとブラジルを欠場しても、11月21日(金)〜23日(日)におこなわれる最終戦のアブダビGPへの参戦することに許可を出した。
また、スミス&ウィリアムズは、すでにチームを買いたいという連絡が複数入っていることや、元チーム代表(とリリースには書かれている)のコリン・コレスが、同日中に1マレーシア・レーシング・チーム(ケータハム・F1・チーム)の全権を管財人に譲り渡すことを申し出、現在、管財人とコレスの弁護士は、この移譲に必要な書類を作成していることも明らかにした。
Photo by Caterham F1 Team




