F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

今年4回目となる最後のインシーズン･テストが、先週末に決勝がおこなわれたアブダビGPの舞台、ヤス･マリーナ･サーキットで25日（火）と26日（水）の2日間おこなわれる。

シーズン前のプレシーズン･テストに対して、シーズン中におこなわれるテストがインシーズン･テスト。昨年までしばらく禁止されていたが、今年から正式に復活した。

今年のインシーズン･テストは2日間のテストを4回実施できるようになったものの、ヤングドライバーズ･テストはおこなわれなくなった。そのかわり、若手ドライバーもチームの指名でインシーズン･テストに参加することができる。

インシーズン･テストの日程は、コストを必要最低限に抑えるためにレース後の火曜日と水曜日に設定され、今シーズンはこれまでに、バーレーン、スペイン、イギリスで、それぞれのグランプリの翌週に実施された。今年のインシーズン･テストは2日間のテストを年間4回おこなうが、来年からは2回に減少し、全4日間のうちの2日間はヤング･ドライバーを起用しなければならない。

また、全チームに2015年のプロトタイプ･タイヤが配られ、それを使ってテストをおこなう。

今回のテストでマクラーレン･ホンダは、来年からF1に復帰するホンダのパワーユニットの最終的なベンチテストをおこなうため、「MP4-29」に来年から投入するホンダのパワーユニットを搭載した開発用マシン、「MP4-29H/1X1」を投入する。

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