アロンソ、「また伝説になる。それが僕らのチャレンジ」
マクラーレン･ホンダの熱意に成功を確信したアロンソ。
11日（木）に2015年のマクラーレン･ホンダのドライバーに決定したフェルナンド･アロンソは、チームへの意気込みを語った。
◆フェルナンド･アロンソ（マクラーレン･ホンダ）
「僕は僕の好きなドライバー、トラックの僕のアイドル、僕のお手本のアイルトン･セナへの深い賞賛を隠したことはないよ」。
「子供のとき、クローゼットにポスターを貼って、ミニカーでいつかアイルトンみたいになることを夢見て遊んでたし、僕の姉のために父が作ったカートで（レースへ）恋に落ちたことをまだ覚えてるよ。そのカートのカラーリングはF1で伝説のパートナーシップの一つだったマクラーレン･ホンダのアイルトンが走らせてたマシンのものだったし、同じパートナシップのチームの一員に加わって来年のF1ワールドチャンピオンシップを闘えることを誇りに思うよ」。
「僕は、このものすごい情熱と決意の塊のプロジェクトに加わって、僕らの目指す成功を手にするためにはいくらか時間がかかることはわかってるけど、それは僕にとって問題じゃない」。
「ここ数年、僕はいくつかのオファーをもらってて、いくつかのチームはすごく熱心に誘ってくれたし、いくつかのチームの最近のパフォーマンスを考えると、関心があったんだ。ただ、1年以上前にマクラーレン･ホンダは僕にコンタクトしてきてくれて、彼らが長いあいだF1を制した、すごく成功したパートナーシップが復活するチームに加わらないかって誘ってくれててね」。
「マクラーレン･ホンダのハングリーさ、忍耐と決意が僕を彼らの復活するエキサイティングなパートナーシップに加わることを可能にしたし、僕にこの決断をさせた主な要因のいくつかだった。それから、すべてにおいてもっとも重要な要素も忘れたわけじゃない。それは、僕らは共通の目的と期待を持ってるってことで、そこには、すごく堅実な未来が待ってるし、自信もあるよ」。
「僕はマクラーレンとホンダの両方の上層部と徹底的に話し合って、イギリスと日本にある彼らのファンタスティックな施設を見てきた。それはマクラーレンとホンダが長くて良好なパートナーシップを確実にスタートさせるだろうってことを僕にハッキリ分からせてくれたんだ。それに、僕はそれを助ける努力を100％注ぐつもりだよ」。
「最後に、これを実現させるために長い闘いに耐え抜いて来てくれた人たちに感謝したい。チームのみんなのために、努力、自己犠牲、忍耐、信頼っていう、僕がこれまで上手くやってきた方法に基づいて、僕の力のすべてを尽くしたい」。
「僕らには時間があるし、僕らには希望もあるし、必要なリソースもそろってる。また伝説になる。それが僕らのチャレンジだよ」。
【翻訳：STINGER】
Photo by McLaren Honda
