アロンソ、「僕らは新しい時代に向けた準備はできてる」

これまでで最高のモチベーションで新しい章へ望むアロンソ。
今年からマクラーレンのドライバーに復帰したフェルナンド・アロンソは、チームの今季型マシン「MP4-30」が発表された29日(木)、ともに新しいページを刻んでいくマクラーレン・ホンダへの想いと新しいシーズンへの意気込みを語った。
◆フェルナンド・アロンソ
「冬の休暇はレースから離れて休むためのものだけど、新しいシーズンに向けたモチベーションがここまでだったことはないよ。休みのあいだは体力のピークを伸ばすためにトレーニングをたくさんやったし、マクラーレン・ホンダの新しい時代に備えて一生懸命に取り組んできたんだ。今以上の状態だったことはこれまでなかったし、新しいシーズンに向けて、よりしっかり準備ができてるよ」。
「もちろん、僕らは少ない時間でたくさん学んでいかないといけないことは覚悟してるけど、マクラーレン・ホンダの中にいると、僕らがこの新しいパートナーシップをスタートする上で、ハッキリと全力投球な姿勢と本物の変化を感じることができる。僕らはこれからの挑戦に完全に集中してるし、たくさんの歴史を築いてきたパートナーシップの一員であることをすごく光栄に思う。僕の目標は、マクラーレン・ホンダの新しい1ページを綴るお手伝いをすることなんだ。僕らはマクラーレン・ホンダがグリッドの先頭っていう、本来いるべき位置に戻るために必要な努力とチームワークがどれだけなのかを理解してるし、僕らチームとしてのすべてのエネルギーは、そのゴールのために向けられてる」。
「僕らの最初のターゲットはプレシーズン・テストでマシンを最大限に学んで、パッケージの理解、それから可能な限りパフォーマンスを引き出すことだよ。それが簡単だったりトラブルフリーにはならないだろうけど、僕らはそのための準備ができてる。どうしてかって? それは僕らにとって一番大事なことは、開発に関する部分だからね。マクラーレンは歴史が示しているように、新しいアップデートの開発、強力なパッケージを用意するのが早いっていう個性をすでに持ち合わせてる。ヘレスでMP4-30を最初に走らせられるって言うのは光栄だし、間違いなくものすごくエキサイティングになる僕のキャリアの新しい1ページをスタートさせるのが待ちきれないよ。僕の今のモチベーションは、初めてF1のマシンを走らせるチャンスをもらったときと同じぐらい高まってるよ」。
「最後に忘れちゃいけないのは、僕の横にはグレートで経験豊富なライバルのジェンソン(・バトン)がいるってことで、ワクワクしてるよ。僕らは一緒に学んで、前進して、最後に最高の結果を残すために、チームを前にプッシュしていく。僕らは新しい時代に向けた準備はできてるよ」。
【翻訳:STINGER】
Photo by McLAREN / Steven Tee




