バトン、「僕らのやる気は十分」
アロンソと自身の経験値でチームをいるべき位置に戻したいバトン。
マクラーレンとの6年目シーズンを迎えるジェンソン・バトンは、チームの今季型マシン「MP4-30」が発表された29日(木)、ともに新しいページを刻んでいくマクラーレン・ホンダへの想いと、新しいシーズンへの意気込みを語った。
◆ジェンソン・バトン
「オフシーズンは2015年に向けて、本当にリニューアルしてるって感覚だったよ。僕とマクラーレンとの関係を継続できたし、結婚もして、これからはマクラーレンの新しいパートナーのホンダとエキサイティングな新しいページをスタートさせるんだからね。僕は冬のあいだはハードにトレーニングを積んできたし、マクラーレン・ホンダのMP4-30に乗りたくてウズウズしてるよ」。
「この数週間、ファクトリーで過ごしたのは興味深かったよ。楽観的でありながらも、ポジティブな感覚が再燃してるのが建物中からシッカリと伝わってきたよ。みんなのモチベーションの高さは、これまで見たことがなかったほどだよ。みんなとにかくヘレス(プレシーズン・テストの開催地)で、僕らの新しいマシンを開発するのが待ちきれないんだ。ただ、僕らは現実的に考えてて、それがそう簡単なことじゃないことはわかってる。ライバルとのギャップを詰めるために、僕らには大きなチャレンジが待ち構えてる。だけど、それに向けた僕らのやる気は十分だよ。昨シーズン終盤の僕には勢いがあったし、それを2015年も続けていくと決心してる」。
「それから、チームメイトのフェルナンド(・アロンソ)と仕事をしていくのも楽しみだよ。僕らのトラックでの経験値を合わせれば、チームをグリッドの先頭に持っていくための開発競争の役に立つと確信してる。僕は新しいマクラーレン・ホンダと一緒にたくさんの”歴史”を作っていくためのエネルギーに満ちあふれてる」。
【翻訳:STINGER】
Photo by McLAREN / Steven Tee