マルーシア、現在の状況を説明
希望がある限りはあきらめない姿勢のマノー(写真は2014年型のマルーシアのマシン)。
マノーF1チーム(旧マルーシア)は6日(金)、自分たちが置かれている現在の状況について、チームの公式フェイスブックで声明を発表した。
2014年型マシンを今年のレギュレーションに沿って改修したマシンで今シーズンの参戦を目指しているマノーは、5日(木)にフランス-パリでおこなわれたF1ストラテジー・グループでそのマシンで今年のレースに参戦することを拒否されてしまった。
しかし、チームの声明によると、 テクニカル・レギュレーションの第3条7.9、 第15条4.3、第15条4.4、第16条2の4つの項目を除いた今年のレギュレーションにクリアした2014年型マシンでの参戦は、1月5日(月)におこなわれたF1ストラテジー・グループで許可され、チームはすでにその条件を満たすマシンが用意できていると主張している。
また、その声明の中でグレアム・ロードン代表は、チームが2014年のマシンを使って今シーズンのチャンピオンシップに参戦できるようにリクエストしたのは今週のF1ストラテジー・グループではなく、昨年12月17日(水)にリクエストを出し、それ以降はチームに通達された必要条件を満たすべく、免除されている項目を除くすべてのレギュレーションをクリアすることに取り組んできたと説明した。
チームの危機で人材不足がうわさされているマノーだが、今回の声明でチームは2014年型マシンの改修と平行して2015年型のマシンを開発中で、そのどちらの開発にも携わるかなりの数のスタッフを有していることも明らかにした。
【STINGER】
Photo by Pirelli & C. S.p.A. – Pirelli Tyre S.p.A / Andrew Hone