アロンソが動画でメッセージ「僕は大丈夫」
テストに参加したい気持ちを抑え、回復に専念。
スペインの家族のもとで療養中のフェルナンド・アロンソは27日(金)、ファンに向けたビデオ・メッセージを自身の公式YouTubeチャンネルで公開した。
アロンソは動画の中で、自身の無事とファンのサポートに対する感謝を込めて、次のようにコメントした。
「やぁみんな! ご覧の通り、僕は完璧に大丈夫だし、バルセロナでのテストに参加したいけど、ドクターから数日休むことを勧められてね。今週末は休むことにしたよ。すぐにトラックで会おう。応援ありがとう」。
アロンソはバルセロナ・テスト1最終日の22日(日)、スペイン-バルセロナにあるカタルーニャ・サーキットで昼休み前に21周目を走行中、ターン3と4のあいだで右側の壁にクラッシュしてしまったため、ヘリコプターで病院に緊急搬送された。
23日(月)にチームが発表したリリースによると、クラッシュの原因は予測不可能な突風によって発生したものと説明。アロンソに怪我はなく、CTとMRIのスキャンでは異常は見られなかったものの、事故によって脳震盪を起こしたため、経過観察で搬送先の病院に3日入院した。
アロンソは今週のテスト前日の25日に退院したが、回復のためにスペインの家族の家で療養することになり、残念ながらシーズン前最後のテストへの参加を見送ることとなった。
マクラーレンのテストはジェンソン・バトンとテスト/リザーブ・ドライバーのケヴィン・マグヌッセンが務めることになり、初日、2日目、最終日はバトンが担当し、マグヌッセンは明日の3日目を担当する。
テスト2日目の金曜日を担当したバトンは「MP4-30」を走らせ、プレシーズン・テストで一日に記録した周回数が初めて100周を突破。テスト終了間際にターン7と8のあいだでストップしてしまったものの、最終的に101周まで記録を伸ばした。
【STINGER】