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新規チーム”マノー”のポテンシャル

バジェットキャップ(BC)問題で揺れるF1だが、そうした動きとは別に、新規チームは新鮮な気分で2010年を待っている。

12日に発表された2010年エントリーリストの中で、正式エントリーとして名前が登場した”マノーGP”は、これまで噂になかったチームだが、むしろ、カンポスやUSGPよりもクォリティの高い実績と内容をもっている。

090614_manno0.jpgManor(右の写真が、マノー・モータースポーツ=マノーGP代表、ジョン・ブース/John Booth)は、フォーミュラ・ルノーUK時代のキミ・ライコネン(2000年チャンピオン)、ハミルトン(2003年チャンピオン)イギリスF3時代のハミルトン(2004年)、ピッツォニア(2000年イギリスF3チャンピオン)などを育てたチームであり、2006年ユーロF3では、中嶋一貴、平手晃平、2008年ユーロF3では、大嶋和也、塚越広大を走らせた日本にもなじみのあるF3チームである。

他にも、現GP2のディ・グラッシ、DTMのポール・ディ・レスタといったトップ・ドライバーを輩出している。

変わったところでは、92年には現レッド・ブル・オーナーのクリスチャン・ホーナーもManorに在籍し、F-Renault UKシリーズに参戦しており、1勝を挙げてランキング4位だったという記録もある。

Manorは旧シムテック(1994年と1995年のF1GPに参戦)のニック・ワースと手を組み、ワースのWirth Reserch社のデザイン、製作したマシンで2010年のF1に参戦する。ワースは、シムテックのオーナーとして名高いが、1996年から1999年まではベネトンのチーフ・デザイナーであり、2007年から現在までアメリカ・ホンダで、ACURAのLMP1プロジェクトを率いている。

つまり、ワースのデザインした車両をManorが走らせるという内容は、新規参戦チームの中では、もっとも体制が整っていると見られる。2006年にはFIAの仕事として、お蔵入りとなった2008年レギュレーション用リヤ・スピリット・ウィングなどを手掛けた経歴もあり、FIAやレース業界とのコネといった、見えないところで実は重要な現実的な環境も十分に整っている。

ジョン・ブースは、エントリーが正式に受理された直後に、「今年の2月まで、自分にはF3以上のレースをするつもりはなかったが、3月に入ってニック(ワース)から、今回の話があった。人生に一度のチャンスだと決心した」とコメントした。

「昨日のエントリー発表でセレクトされたのは、まさに夢のようだったが、その後は携帯電話がなりっぱなしだし、昨日だけで200以上の履歴書がチームに届いた。とりあえず、来週のシルバーストーンのイギリスGPには顔を出すつもりだ。そこから、始めるよ。F3も、引き続きやっていくつもりにしている。今のワークショップは、昨年からFルノーUKを辞めたので、F3の4台チームには広すぎるぐらいだが、F1となれば現状の2倍ぐらいに拡張しないとね。」

(MYS/Mom Aantai)
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