ピレリ、バーレーンと中国のタイヤの組み合わせも発表

最初の3戦の組み合わせはすべて同じため、新登場のウルトラソフトしばらくおあずけ。
ピレリは17日(木)、早くも2016年第2戦バーレーンGP、第3戦となる中国GPに投入するタイヤの組み合わせを発表した。
これまで、1レースに投入するタイヤは2種類(レイン、インターミディエイト除く)だったが、来年からは3種類になる。
ピレリが開幕戦からの3戦に投入する3種類は次の通り。
P Zero ホワイト(ミディアム)
P Zero イエロー(ソフト)
P Zero レッド(スーパーソフト)
バーレーンも中国も11日(金)発表の開幕戦オーストラリアとおなじ3種類が選ばれたため、来年から投入されるウルトラソフト・コンパウンド(マーキングは紫)の登場は開幕から3戦の間はオアズケとなる。
新ルールとして、レース中に使用するタイヤをピレリが指定し、各ドライバーはそのタイヤを少なくとも1回は使用しなければならなくなる。
ピレリが開幕戦からの3戦に指定したレース中に使用しなければならないタイヤは次の通り。
P Zero ホワイト(ミディアム):1セット
P Zero イエロー(ソフト):1セット
また、予選も一部ルールが変更となり、どのドライバーも、レース毎に供給される3種類のタイヤの内、一番柔らかいタイヤを1セット、Q3用に残しておかなければならない。
開幕戦から第3戦まで、予選Q3のために残しておく必要があるタイヤは次の通り。
P Zero レッド(スーパーソフト):1セット
現行ルールと同じように、予選トップ10入り(Q3に進出)したドライバーはこのタイヤを予選後にピレリに返却しなければならないが、それ以外のドライバーはそのタイヤをレースで使用することが可能となっている。
フリー走行、予選、レースで使用できるタイヤの総セット数は現在と同じ13のままで、事前に使用することが決定している上記3セット以外の残り10セットは、その週末に使用することが決定している3種類のコンパウンドの中から各チームが自由に選ぶことができる。
■2016年の詳しいタイヤ・レギュレーションはこちら
【STINGER】
Photo by Pirelli & C. S.p.A. – Pirelli Tyre S.p.A / STUDIO COLOMBO




