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ピレリ・タイヤ・テスト 最終日が完了

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3チームは2日間で659周、2,326kmを走破。

25日(月)から2日間、フランスのポールリカール・サーキットでおこなわれているピレリのウェット・タイヤ・テストの2日目にして最終日が完了した。

この2日間のテストに参加したのはスクーデリア・フェラーリ、レッドブル・レーシング、マクラーレン・ホンダの3チームのみ。テストはインターミディエイト(ドライとレインの中間のタイヤ)を含まないプロトタイプのウェット・タイヤのテストに焦点を合わせている。

テストで使用されたウェット・タイヤは2015年のものとは別のタイヤで、いくつか構造タイプが異なるプロトタイプが投入され、各チームやドライバーはどの仕様のタイヤで走っているのか分からないブラインド・テスト形式でテストがおこなわれた。

初日に続き、人工的に”ウェット・コンディション”に保たれたポールリカール・サーキットで各チームが使用するマシンは2015年仕様のマシンで、レギュレーションにより今年用のパーツなどを使用することはできない。2日目はウェットだけの初日とは別に、路面が乾いていくコンディションを再現した状態での走行もテストした。

2日目はフェラーリはセバスチャン・フェッテル、レッドブルはダニール・クビアト、マクラーレンは初日に続いてリザーブ・ドライバーのストフェル・ヴァンドーンがそれぞれ担当した。2日目の3台は合計で374周をこなし、2日間の総周回数は659周、走行距離は2,326kmとなった。

2日間の各ドライバーが走破したラップ数と最速タイムは次の通り。


ドライバー チーム 最速タイム 総周回数
セバスチャン・フェッテル フェラーリ  1.06″750  134周
ダニール・クビアト レッドブル  1.06″833  113周
ストフェル・ヴァンドーン マクラーレン  1.07″758  87 + 127周
ダニエル・リカルド レッドブル  1.08″713  99周
キミ・ライコネン フェラーリ  1.09″637  99周

2日間で得られたデータを元に、ピレリはタイヤの開発を続けていく。

また、テスト2日目はフェラーリ入りしたジョック・クレアがチームの赤いウェアを着てフェッテルとの初仕事をスタートさせた。クレアは2014年までメルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラ・ワン・チームでルイス・ハミルトンのパフォーマンス・エンジニアを務めていた。

次回のテストはいよいよ各チームの新車がトラックデビューを果たすバルセロナ・テスト1となる。バルセロナ・テスト1は2月22日(月)〜25日(木)の4日間、スペイン-バルセロナにあるカタルーニャ・サーキットで開催される。

【STINGER】
Photo by PIRELLI / STUDIO COLOMBO

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