今週末から無線制限が廃止に
ハミルトンやライコネンがてこずっていた制限が廃止に。
FIA(国際自動車連盟)は28日(木)、このところドライバーや各方面から不満が出ていた無線内容の制限が解除され、チームは今週末のドイツGPから無線とピットボードによるやり取りに制限がなくなったことを発表した。
チームとF1の商業権所有者の要請により、FIAはレギュレーションの第27.1条の「ドライバーは”助けなしに自身で”マシンを走らせなければならない」という項目が変更され、チームとドライバーは自由にやり取りできるようになった。
FIAが発表した内容は次の通り。
■無線通信について
フォーメーション・ラップの始まりとレースのスタートまでの期間を除き、チームが無線やピッボードを通じて各ドライバーとやり取りできるメッセージに制限がなくなる。
このアプローチはファンや観客によりよいコンテンツを提供することが狙いで、チームは彼らのマシンがトラックに出ているあいだ、F1の商業権所有者にいつでも無線の内容を無制限に提供することが要求される。
【STINGER】
Photo by MERCEDES AMG PETRONAS Formula One Team