スメドレー、「ランスは罪なき被害者」
ウィリアムズが4日目に参加できるかは現時点では不明。
ウィリアムズ・マルティーニ・レーシングのパフォーマンス・エンジニアリング部門責任者のロブ・スメドレーは、スペインのカタルーニャ・サーキットでおこなわれているバルセロナ・テスト1で2日連続でスピンを喫してマシンにダメージを与えてしまったルーキーのランス・ストロールに責任はないと考えている。
スメドレーはチームのテスト3日目のレポートの中で、フェリペ・マッサとストロールの二人ともタイヤが少しスナッピー(グリップが効きづらい)だとコメントしていることを挙げ、3日目のタイヤが冷えていた状況でインシデントに出くわしたストロールは罪なき被害者だったとコメントし、今後の対策としてはタイヤの方に合わせていくしかなく、チームとしてこの状況下でドライバーをどう助けて行けるかを徹底的に調査するとしている。
クラッシュによりウィリアムズの3日目のテストは早めに切り上げることになったが、ストロールは最終的に10チーム中4番目に多い98周をこなした。
マシンにダメージを負ったウィリアムズが4日目のテストに参加できるかどうかは現時点ではまだ明らかになっていない。
【翻訳:STINGER】
Photos by WILLIAMS F1 TEAM / LAT Photographic