マクラーレン・メルセデス?!
アロンソがやってきて挨拶した。その足元に驚きの事実。
3月31日に、マクラーレンがエンジン供給について何かを決めて発表する、というニュースが飛んでいた。ご丁寧なエイプリルフール・ネタの前振りかと思ったが、結果は何もナシだった。
ところで、話は面白い方がいい、というスタンスからいけば、メルボルンでこんな光景を発見した。ピットビル2階に用意されたマクラーレン・ホンダのパドッククラブの会場である。
パドッククラブは、特別なVIPゲストを招待するために、1枚数十万円と庶民には高価だが、このチケット、世界各国のグランプリで人気である。チームごとのそのスペースにいけば、関係筋のチーム関係者やスポンサー筋の文字通りVIPと交流が図れる。そこで新たなビジネス展開が芽生えることも珍しくない。モーターレーシングという同じ趣味をもった同士なら、話が早いのは道理だ。
金曜日から日曜日まで、日に一度はチームのドライバーがやってきて、チームの状況や自分の調子をコメントする。マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソとストフェル・ヴァンドーンも、時々ジョークを交えて笑顔で壇上に上がった。
ところで、そのお立ち台の下に、ステアリングがキレイにディスプレイされ、ムードの盛り上げに一役買っていた。このセットは世界中のF1GP会場のパドッククラブに流用されるはずだが、ここに面白い”事実”を発見した。
ステアリングがメルセデスだったのだ!!
これを作らせたのは、マクラーレン・マーケティングだが、いったい、何を思ってこんなことになったのだろうか。
このネタ、誰がどう料理して、またぞろ勝手な噂話を流布するのか、楽しみにしておきたい。
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