シューベルト、マッサの事故でヘルメットを改良
改良される前のマッサのヘルメット。
ハンガリーGPの事故からフェリペ・マッサを致命傷から護ったヘルメットのメーカー、シューベルトは、マッサの事故を受け、ヘルメットに改良を加えた。
マッサのヘルメットは、800gのスプリングが直撃しても壊れなかったが、バイザーの左側が外れてしまったため、左目周辺にダメージを受けてしまった。シューベルトは、バイザーが外れたのは、事故後に駆けつけた医師がヘルメットのバイザーを引っ張ったためと説明。しかし、念のため、プラスチックのみで作られていたバイザーとヘルメットを接続するパーツにチタニウム製のディスクを追加して、強度をアップさせた。
マッサの代わりに次戦のヨーロッパGPに出場するミハエル・シューマッハのヘルメットは、改良されたシューベルトのヘルメットを使用する。