ライコネン、勝てないマシンに興味なし
今季限りでスクーデリア・フェラーリ・マールボロを離れることになったキミ・ライコネンは、まだ来年F1に残るかを決めていない。
ライコネンの母国、フィンランドで人気のWRC(世界ラリー選手権)に転向する可能性も残されているが、少なくとも、勝てるマシンに乗れるなら、まだF1に留まりたいと考えている。
「遅いマシンには興味ないね。10位ぐらいをドライブするなら、家で別なことをしている方がずっとマシだし、そこからは何も得ることができない。F1に残るなら、チャンピオンシップで勝てる速いマシンに乗りたい」。
ライコネンの移籍先は、古巣のボーダフォン・マクラーレン・メルセデスとうわさされているが、チーム代表のマーティン・ウィットマーシュは、最近になってヘイッキ・コバライネンの残留を示唆している。
「ヘイッキが残留する可能性は十分あるし、われわれは、キミを待っているというわけではない」。
また、パナソニック・トヨタ・レーシングがライコネン獲得に興味を示していて、すでにライコネンと接触したといううわさが流れている。