小林可夢偉、アブダビ参戦を伝えるトヨタのリリース
パナソニック・トヨタ・レーシングは、小林可夢偉がアブダビGPに参戦することを決定した。
小林可夢偉(23歳)は、前戦のブラジルでF1GPデビューを果たし、予選で11番手を獲得、決勝では果敢な走行で9位の好成績を収めた。
可夢偉は、今月3日の日本GP予選中の事故で脊椎を損傷したティモ・グロックに代わり、再びF1参戦する。
ジョン・ハウエット:TMG社長
獲得を含めた今シーズンの最終戦にあたり、ティモが走れないこととなり、非常に残念に思っている。診断結果についてティモと彼のマネジメントと話し合った結果、チームはティモの大事を取り、可夢偉を起用することを決めた。可夢偉は、ブラジルGPの難しい状況でも、素晴らしい走りを見せており、再びティモの代わりに参戦することとなり期待している」。
<小林可夢偉の経歴>
1996年 SL たからづか大会カデットクラス3位
1997年 SL 全国大会 カデットクラス優勝
1998年 JAF カップ西地域 カデットクラス優勝
1999年 SL 全日本大会(SストックDクラス)優勝
2000年 全日本ジュニアカート選手権
鈴鹿カート選手権 シリーズチャンピオン
2001年 全日本カート選手権ICA シリーズチャンピオン
アジアパシフィック選手権ICA 2位
フォーミュラ・トヨタレーシングスクール受講 スカラシップ生に選出される
2002年 ヨーロッパカート選手権シリーズ参戦
フォーミュラトヨタ参戦
2003年 フォーミュラトヨタシリーズ参戦 シリーズ2位
2004年 フォーミュラルノーイタリア選手権に参戦 シリーズ4位(2勝)
2005年 フォーミュラルノーイタリア選手権 シリーズチャンピオン(6勝)
フォーミュラルノーユーロ選手権 シリーズチャンピオン(5勝)
2006年 F3ユーロシリーズ参戦 シリーズ8位(ルーキーオブザイヤー)
2007年 F3ユーロシリーズ参戦 シリーズ4位(1勝)
2008年 GP2アジアシリーズ参戦 シリーズ6位(2勝:日本人初優勝)
GP2シリーズ参戦 シリーズ16位(1勝:日本人初優勝)
パナソニック・トヨタ・レーシング サードドライバー
2009年 GP2アジアシリーズ参戦 シリーズチャンピオン(2勝)
GP2シリーズ参戦 シリーズ16位 (3位 表彰台1回)
パナソニック・トヨタ・レーシング サードドライバー
日本GP フリー走行1日目走行
ブラジルGP参戦 (予選11番手グリッド・決勝9位)