バトン、「新しい挑戦のために移籍した」
ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスの移籍が決定したジェンソン・バトンは、マクラーレンの公式サイトで2010年への抱負を語った
ジェンソン・バトン
「長い間一緒にいたチームを離れるのはいつでも楽なことじゃないけど、僕は新しいチャレンジを常に求めていたんだ。それがマクラーレンに移籍した理由だよ。マクラーレンは偉大なチームだし、これまでの功績や過去のチャンピオンは素晴らしい顔ぶればかりだよ。子供のころから見てきたチームにその一員として入れるなんて信じられない気分さ。今月の初めにチームのテクノロジー・センターを訪問して、単純に技術的なリソースだけじゃなくて、とにかく高い水準に感銘を受けたんだ。そこで働く人たちの勝利への熱意に影響されたともいえるよ」。
「個人的にはイギリス人チャンピオンがチームメイトになることをうれしく思うよ。ルイス(・ハミルトン)は短期間で成功した素晴らしいドライバーだし、お互い学べることがたくさんあるだろう。ルイスと協力してチームと戦っていくことを楽しみにしているよ。オール・イギリスのラインナップということも素晴らしいし、誇らしいね。世界のマクラーレンのファンをはじめ、イギリス全体が誇りに思ってくれることを願っているよ」。
「これから大変な仕事が待っていることはわかっているけど、マクラーレンはトラックで実力を発揮できると信じているよ。エンジニアたちとファクトリーで働くことが今から楽しみなんだ」。
「僕にとって2009年はいつでも特別な思い出になるよ。チャンピオンシップで成功するために多大な努力をしてくれたブラウンGP・フォーミュラ ワン・チームのみんなにとっても同じだろう。それからメルセデスベンツ・ハイパフォーマンス・エンジンズのスタッフにも感謝したい。彼らがいなければ、ここまでの成功を収めることはできなかったはずだ。来年も彼らのエンジンを使うことができてうれしいね。ブラウンGPのみんながメルセデスGPで成功することを願うし、みんなにも僕がマクラーレンで成功することを祈っていて欲しいな」。