小林可夢偉 ザウバー発表会会見
バレンシアでの新車発表会で、小林可夢偉は、チームメイトのぺドロ・デ・ラ・ロサと会見に臨み、時折ジョークを交えながら質問にストレートに堪え、ザウバーのF1ドライバーとしての初仕事をそつなくこなした。
以下、会見の抜粋。
--去年1年、GP2で奮わなかったが。
可夢偉 昨シーズンの最後の2レース以前は、結果が悪かったので、日本に帰ることも考えなければならなかった。しかし、最後の2レースですべてが変わった。機会をもらったザウバーで、良い成績が残せれば、二度と日本に帰ろうと考える必要はない。
--どのチームがコンタクトしてきたか?
可夢偉 もちろん、いくつかあったけれど、自分がそれを言っていいのか分からない。自分はとてもオープンな性格だけれど、いくつかのチームに確認してから、話します(笑)。
(スタッフに、可夢偉次第とうながされ)
可夢偉 自分はマネージャーじゃないから、すべてを知っているわけではないが、ルノーとここ。最終的にザウバーに決めました。
--ペドロがフォーミュラニッポンで走っていたのを知っているか?
可夢偉 いったい何年前? 僕がゴーカートを始めた年ですね。経験がたくさんあり、日本にも詳しいペドロと今やチームメイトなんて、素晴らしいことです。
--過去にはテストの前夜にディスコに行くこともあったけど、これからは?
可夢偉 今はF1というもっとプロフェッショナルなところにいるので、自分もプロフェッショナルに徹しないと(笑)。
--本当にできると信じていますか?
可夢偉 自分ではそうだと思うけど、あなた(質問した記者)次第ですよ(笑)。
--デビューした去年のブラジルGPを見ていると、アグレッシブのようだが?
可夢偉 アグレッシブなドライビングは自分のスタイルは、今シーズンも、そのスタイルを変えるつもりはありません。