ヘレス合同テスト初日の小林可夢偉
スペインのヘレス・サーキットでのF1合同テストで、BMWザウバーの初日を担当した小林可夢偉は「チームの指示通りに、結局、いろんなシステム・チェックを行っただけで1日が終わってしまいました」、とコメント。
バレンシアで連日2番手だったBMWザウバーC29は、より高速なヘレス・サーキットでの初日は、5番手タイムを記録。不安定な路面状況でいつものテスト以上にタイムの比較に意味はなさそうだが、初日を担当した可夢偉は、以下のように答えた。
「今回、セッティングは、言ってみれば”無し”
に近いですね。午前のドライの時も、完全にドライだったわけではなくて、かなり汚くてグリーンでした。タイムとかは、前回のバレンシアテストと同じで、誰
がどれくらいの燃料で走っているかも、インターミディエイトでのタイムか、フルウェット・タイヤでのタイムかも判らないですから、(他車との比較については)まったく何も言え
ないですね。それに、僕自身、ヘレスは、F1でも、GP2でも走行経験はありますが、F1でのウェットの走行経験は、鈴鹿と、ブラジルだけですし、まして
や今回は新レギュレーションのF1での走行ですから、本当のルーキーですよ。明日は、天気は若干良くなるらしいので、いいテストが出来るといいです」。
(MYS/Mom Aantai)