フェラーリ順調な合同テスト最終日
体調もばっちり。F.マッサはご機嫌で最終日をこなした。
ヘレス・サーキットの合同テスト最終日に、フェラーリは、3日目に続いてF.マッサがコクピットに座っ他。F.マッサは、ドライ路面になってからは、ロングランを中心に2010年型のF10の開発を行なった。
午後になるとF.マッサは、3種類のスリックタイヤの比較を自らの意志で行ない、160周を走破、ベストラップは、トップのL.ハミルトンの2秒落ちの1分21秒485(7位)だったが、チームは「これがどんな意味があるのだろう」と強気のコメントをリリースで伝えた。
F10は昨日までと同様にスムーズなフィーリングをドライバーに伝え、700kmを超える距離を快適に走り抜いた。
「700kmも走ったからね」とテストを終えたF.マッサ。「体調はばっちり。もっと疲れると思ったけどね。今日がうまく運んでハッピーだよ。すべてのコンディションでテストができたからね。ボク自身もだし、チームもハッピーさ。なんのトラブルもなく、次のテストに向けて積極的なデータも取れた。いい方向に進んでいると思う。もちろん、まだまだやることはあるけどね」。
「タイトルを取れるかって? いいクルマがあるからね。でも、それを言うのは時期尚早だね。でも、マジでそう願いたいよ。努力は報われると思う。ここではそれが一番重要じゃなくて、やるべきは、コンスタントに速いクルマをつくることだからね」。