スーパーGT開幕戦でマッチ監督チームが逆転優勝!
3月21日日曜日、日本の2010年レースシーンの幕開けを告げるオートバックス SUPER GT第1戦「鈴鹿GT300km」が三重県のサーキットで決勝を行なった。
中国から飛翔した黄砂に覆われた空から、スタート前に雨が落ち始め、濡れた路面のオープニング・ラップは大混乱、クラッシュやコースアウトの連発の幕開けとなった。
雨は降ったり止んだりを繰り返し、ウェットとドライを往復する不安定な路面コンディションを制したのは、予選10位の後方からスタートしたマッチこと近藤真彦監督が率いるJ.P.デ・オリベイラ/安田裕信組のHIS ADVAN KONDO GT-Rだった。
5台が参戦し、デビュー戦で駿足を見せたホンダHSVは、ポール・ポジションの小暮卓史がオープニング・ラップの130Rでコースアウトして大きく順位を落とし、さらに、HSV同士の3台が激しいバトルを展開中にストレートで接触、うち2台が激しくクラッシュし、もう1台もダメージ修復のピットインを強いられる大立ち回りを演じて、最上位は3位に留まった。
スーパーGTシリーズ第2戦は、岡山国際サーキットで、4月3日に決勝レースが行われる。
■スーパーGT開幕戦結果(3月21日鈴鹿サーキット)
1位 | HIS ADVAN KONDO GT-R |
日産 | JP.デ・オリベイラ/安田裕信 |
2位 | ENEOS SC430 | レクサス | 伊藤大輔/B.ビルドハイム |
3位 | RAYBRIG HSV-010 | ホンダ | 伊沢拓也/山本尚貴 |
4位 | PETRONAS TOM’S SC430 | レクサス | 脇阪寿一/A.ロッテラー |
5位 | DENSO DUNLOP SARD SC430 | レクサス | A.クート/平手晃平 |
6位 | MJ KRAFT SC430 | レクサス | 石浦宏明/大嶋和也 |