可夢偉、帰国会見「今後の進化が楽しみ」
4月8日、マレーシアGPを終え、18日に決勝レースを迎える中国GPまでの間に、一時帰国していたBMWザウバーの可夢偉(カムイ=小林可夢偉)が、鈴鹿サーキットの主催で会見を行なった。
会見室が満員になる40人ほどの報道関係者を前に、「急なお誘いだったのに、こんなにたくさんの方に集まっていただいて、日本の代表としての立場を痛感して責任を感じます」と可夢偉。「そのプレッシャーを味方に付けて頑張ります」と笑顔で語った。
例によってサービス精神旺盛な可夢偉は、ウィットを織りまぜつつ、これまでの3戦を報告、今後について、「現状は問題も多くて満足できるものではない」としながら、「しかし、新しいテクニカルディレクターも来ることになっており、小さい所帯ならではの結束もあるので、コミュニケーションはバッチリ。今後の進化を楽しみにしている」と力強くコメントした。
可夢偉は、この後14日まで日本滞在し、日本から直接中国GPの会場となる上海に移動する予定。
*会見の詳細は、追って「可夢偉帰国会見全録」としてお届けする。
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