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インディカー予選で英紀と琢磨健闘!

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インディ500から1週間、IZODインディカー・シリーズは、テキサス・モーター・スピードウェイのオーバルコースで第7戦を迎
えた。

24度のそそり立つバンクが特徴で、2001年には、15秒ほど続く5G超の縦Gのために、プラクティスでブラックアウト(意識不明)寸前の症状を訴えるドライバーが続出、実際にアクシデントも起きてレースが中止されている名うての難コースだ。

夏を迎え、今年も猛暑の中で行われた予選で、日本の二人、武藤英紀と佐藤琢磨が7位、11位と期待の走りを見せた。英紀は、トップドライバーの仲間入りをし、上位が定位置になりつつあることをここでも証明、琢磨も、インディカー初年度、オーバル3戦目としては上出来の予選で、決勝レースを楽しみなものにした。

ポール・ポジションは、元トヨタF1テストドライバーのライアン・ブリスコーが奪った。

武藤英紀(予選7位)

「インディ500ではマシンが暑さの中でハンドリングが悪いものになっていたので、今回は暑さの中でのプラクティスで決勝用セッティングに専念し、アウト側のラインを走ることのできるマシンを作ることに力を注ぎました。マシンの仕上がりは非常にいい。予選用セッティングはプラクティスで一切やらなかったが、いい位置につけることができました。予選でのライン取りは、イン側ギリギリを走るのがベストだけれど、無理に降りようとするとタイムロスするため、少し上のラインをスピードを保って走りました。決勝用セッティングは第5戦カンザス戦を上回るものになっているので、いいレースを戦えると楽しみにしています」。


佐藤琢磨(予選11位)

「カンザス、インディアナポリスとオーバルコースを走ってきたけれど、今回のテキサスはカンザスと似ている面があるものの、インディアナポリスとは別物。バンクが急な分だけトラフィックでも色々なラインを走れるかと思います。暑さの影響もあってかグリップは思っていたより低かった。エンジニアと”とにかくレースで力を発揮する”と考え、予選を重視していなっかたですが、カンザス同様にハンドリングがよく、悪くない位置につけることができました。この後のファイナル・プラクティスで決勝用のマシンセッティングとフィーリングの確認をする予定です」。
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スポッターのロジャー安川(左)と好感触を喜ぶ琢磨。

TVオンエア情報GAORA)

6月6日(日) 9:00〜12:30(生放送)
6月8日(火) 18:00〜20:30
6月12日(土) 13:00〜15:30

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