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クビツァ、来季から投入されるウイングの必要性に疑問

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関係者で初めてシステムの必要性に否定的なコメントしたクビツァ。

ルノー・F1・チームのロバート・クビツァは、来年から採用される新しいリアウイングのシステムの必要性に疑問を感じている。

このリアウイング・システムは、オーバーテイクを容易にするために考えられたもの。ドライバーがリアウイングを調整でき、今年限りで仕様が禁止になる予定の、いわゆるFダクト発展型ともいえるシステムとなっている。

このシステムは、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのマーティン・ウィットマーシュ代表や、メルセデスGP・ペトロナス・フォーミュラ・ワン・チームのロス・ブロウン代表から支持を得ているものの、クビツァは、今シーズンがすでに十分にエキサイティングだと考えているため、このシステムが必要ないと考えている。

「オーバーテイクが簡単ではないのは、今に始まったことじゃないよね。僕が最初にF1を見た1997年もそんなに頻繁にオーバーテイクがあったわけじゃなかったよ」。

※Fダクト
ダクトから取り入れた空気をリヤウィングへ流すシステム全般の通称。空気を当ててリヤウィングを失速させ、空気抵抗を減らしてストレートでのスピードを稼ぐ。

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