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チームメイト同士の関係を良好に保つ秘訣とは?

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「ドライバーの関係は、今のところマクラーレンの方が、すこし良い状態かもしれない」とウィットマーシュ。

クリスチャン・ホーナー(レッドブル・レーシング・チーム代表)とマーティン・ウィットマーシュ(ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス・チーム代表)は、イギリスGPの土曜日に行なわれた記者会見で、ドライバー同士の関係を良好に保つ秘訣について語った。

Q.マクラーレンとレッドブルで、タイトル争いをするドライバーを4人抱えているわけですが、チームメイト同士の良好な関係をどうやって維持しているのでしょう?
ホーナー:
大切なのは、ふたりのドライバーを平等に扱うこと。ふたりとも競争心が強く、タイトルを欲しがっている。キャリアは違っても、同じように扱う必要があるわけだ。チームの側からすれば、どちらがチャンピオンになってもかまわない。イスタンブールでは不幸にも接触してしまったけれど、マレーシアと中国も、同じように接戦だった。仲が良いように振る舞っていても、所詮は競争相手だということに変わりはない。重要なのは、自分のためだけではなく、チームのためにも仕事をするかどうかということなんだ。その点、ふたりはプロらしく協力している。いっしょにクリスマスを過ごす間柄でなくても、いっこうに差し支えない。肝心なのはチームがふたりに平等の支援を与えるということだろう。

ウィットマーシュ: クリスチャンの話に、まったく同意する。ただ、仕事上だけではなく、個人的にもつき合いがあれば、おたがいをよりよく理解できることは確かだろう。どちらのチームの場合も、ふたりのドライバーがお互いに勝ちたがっている。こういう状況では、当然何らかの緊張関係が生じるもので、マスコミはそういう話を期待している。まぁ、他人の揉め事を見ているのは面白いものだから仕方がないだろう。マクラーレンもレッドブルも、状況をよく理解している。どちらかというと、今のところマクラーレンの方が、すこし良い状態かもしれない。レッドブルのふたりのように、まだ接触するところまではいっていないから。ただ、このまま4人がタイトル争いを続けることは、まず間違いないだろう。さいわい、これまでのところマクラーレンに大きな問題はない。

【翻訳:Shigehiro Kondo】
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