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浜島裕英 (ブリヂストン)

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オーストラリアGPのタイヤについて
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浜島 フリー走行と予選からタイヤの摩耗状態を見ると、ミディアム(プライム)、硬い方ですね、これはグレイニングもでていませんし、性能も安定しています。
スーパーソフト(オプション)は、チームによってグレイニングの出方は異なっています。

ただ、各チームともに、すぐにこのタイヤの使い方に慣れたようで、たとえばフェラーリでいえば、金曜日の時点では「左リヤ」だけにグレイニングがでていましたが、予選まで終えたいまでは、フロントにもこの現象がでるようになってます。

グレイニング自体は、もちろんいいことではないんですが、各チームはさっそく研究し、スーパーソフトの使い方を変えてきていますね。

そういったことも考慮すると、スーパーソフトであっても、路面状態が(タイヤにとって)よくなるということも考え合わせると、決勝レースでのピットストップは「2ストップ」でもいいのかな、と。つまり、ソフト・タイヤでも「25ラップ」くらいは行けるだろうというように推察してます。

全チームに供給する2種のタイヤのタイム差ですが、これは予選を通して、だいたいファースト・タイムズ・ラップのときが「1.2秒」ありました。

ただし、ミディアムをここ(メルボルンの公道サーキット)で使うと、コースのせいなのか、スリックの特性なのか、それは今後検討しないといけないんですが、ミディアムはタイムはだんだん上がってくる。”上がり代”があるんですね。……なので、この「1.2秒」という差がいつもあるかというと、それはむずかしいかもしれない。

……ということで、このまま暑ければ、お奨め作戦は「ミディアム/ミディアム/スーパーソフト」。レースの後半に気温が下がることも考えると、これがまあ真っ当で。

グリッドが後ろの方の人(ドライバー)は、「スーパーソフト/ミディアム/スーパーソフト」という作戦も考えられるのかなと思います。

–チームによっては、ミディアムを「スクラブ」してるところがありますが?
浜島 それはやっぱり、ミディアムは”あったまりにくい”ですよね。それを考慮して”皮剥き”だけはしておいて、レースで走ったときに、早くタイムをだしたい、と。そういうことだと思います。

–決勝レース、今日の気温なんですが?
浜島 今日は昨日(土曜日)よりも陽射しがあって、気温は上がってます。……なので、昨日、いろんなチームが心配してた「ミディアムは作動しなくなるんじゃないか?」という心配がなくなったんで、ちょっとホッとしてます。

昨日の一番最後が、気温21度、路面温度が29度でした。それで、今日の方が陽射しが強いし、最低作動温度が26度ですから、それで行くと、ミディアムでもスーパーソフトでも、ちゃんと作動すると思います。

–タイヤも含めて、今年初めてのレースですが?
浜島 そうですね。実は昨日の予選は、ドキドキしましたね!
……というのは、「安泰」というのがなかったでしょ。これまでだったら、速いチームはミディアム履いて、タイムだして、そしてそのまま、次のクォリファイまで行けましたよね。

でも今年は、中堅チームがスーパーソフトを履くと、速いチームのタイムを上回っちゃうから、速いチームももう一度、柔らかい方をつけて走り直さなければならない。

そういう意味では、どのチームも油断できない、ということになってきてますよね。これは、決勝のレースでもいえるんじゃないですか。

タイムにしても、Q2が終わった時点で、上(首位)から下まで2秒しか(差が)ないですからね!

【STINGER / text by Iemura Hiroaki】

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