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浜島裕英 (ブリヂストン)

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「今回は、ソフトタイヤでも長く使えそうだ」

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◆豪州のスーパーソフトは、ちょっと”過剰”だった……
浜島 はじめに、オーストラリアでのタイヤについて、もう少しお話ししますね。

オーストラリアのサーキットは、予測以上にコースがきびしくて、スーパーソフトのグレイニング
–“ささくれ”ですね、これの出方はちょっと「臨海値」を超えてました。耐熱、耐摩耗、こういった点については、スーパーソフトは予測の範囲だったんですが。

……で、”ささくれ”がでちゃうと、どうしてもラップタイムが下がる。そういうことで、5~6周でみんなタイムが落ちて、それがよかった人(ドライバー)もいれば、悪かった人もいました。

われわれとしては、ほんとは(スーパーソフトでも)10周から15周、保つ予定だったんですけど。いま、理由はいろいろ解析しているんですが、(パーマネントではない、公道の)サーキット路面が日曜日になっても、(走りはじめの)金曜日の状態とあまり変わらなかったということがあって、(決勝でも)同じような”ささくれ”になっちゃったということですね。

そのスーパーソフトも、ジェンソン(バトン)みたいに、最初から”馴らして”というか、あまり攻めないで使った人は長持ちして。一方で、ニコ(ロズベルク)みたいに、ピットから「プッシュしろ!」といわれて行っちゃった人は、すぐに症状がでてしまった。まあ、スーパーソフトに関しては、そういう結果ですね。

◆豪州よりも、ハード寄りを持ってきている
–マレーシアには、どんなタイヤを?
浜島 ここには、オーストラリアでのタイヤに対して、ハードもソフトもそれぞれ、「1.5ポジション」ハード側に持っていったタイヤを、ここには投入してます。

……正直いって今朝、ハードがちゃんと「働く」かな、というのは心配ではありましたね。もちろん、予測上はちゃんと働くんですが、でも、モノっていうのは実際にやってみないと、よくわかんないんで……。

実際に走りはじめてみると、予定通りの結果で、ハードもちゃんと「ワーク」しました。
ソフトに関しては、ここでは、グレイニングは全然でてません。”ささくれ”、ギタギタになってしまうということは、今回はないです。

–タイヤのタイム差は?
浜島 ラップタイムの差は、まだ少しのチームしか(データは)取れてないんですけど、ハードとソフトでは「1秒」あるかないか。特性の出方は違うんですけど、ラップタイム自体は似たようなところに来ちゃうのかなと思ってます。

–ということは、今回はレースでソフトを使っても、かなり長持ちする?
浜島 その可能性は高いです、はい。

–このサーキットでの特有の問題点は何かありますか?
浜島 やっぱり、あったかいとき<font class=”blue”>–太陽がちゃんとでたときに、リヤタイヤのオーバーヒートがちょっと心配になります。そこをどうやって、各チームのドライバーがメンテナンスして使っていくか。暑い場合は、この点がキーポイントになりますね。

–ブレーキ時に回生する KERS 搭載車って、ブレーキングのときにタイヤへのストレスが大きいのでは?
浜島 いえ、とくにそういうことはないです。問題はむしろ、ブレーキ・バランスで……。それと、リヤタイヤに荷重がかかっているときに蓄電するということではないので、影響はそれほどではないです。

–ターン15、最終コーナーって、どうしてみんな、あんな(走行)ラインになるんでしょう?
浜島 (外へ)でてっちゃうってことですよね。まああそこは、あんまり欲張っちゃいけないってことじゃないですか。インに、控えめに入らないと……。コース幅があるから、意外にスピードが乗っていて、そのまま入って行っちゃうと、(外へ)流れちゃうんでしょうね。

–勢力図ということでは、メルボルンとくらべると?
浜島 今日(金曜日)の段階でいうと、赤いところ(フェラーリ)はそこそこ回復してきてるかな、 KERS のせいかもしれないけど。

【STINGER / text by Iemura Hiroaki】

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