シューマッハ、バリチェロに謝罪
レース後とは一転、バリチェロに謝罪するシューマッハ。
メルセデスGP・ペトロナス・フォーミュラ・ワン・チームのミハエル・シューマッハは、ハンガリーGPでの走り方が危険だったことを認め、自身のウェブサイトでルーベンス・バリチェロ(AT&T・ウィリアムズ)に謝罪した。
シューマッハは、レース中にホーム・ストレートでバリチェロに抜かれたときに、コンクリート・ウォールとの間にマシンが1台通るのにギリギリのスペースしか開けていなかったため、バリチェロは、タイヤをウォールにこすりつけながらシューマッハをオーバーテイクすることになった。
この行為が危険だったとして、シューマッハは、スチュワードから次戦のベルギーGPで10グリッド降格のペナルティーを受けることとなった。
レース直後のシューマッハは、自らの行為は間違っていないとコメントしていたが、現在はスチュワードの裁定にも納得し、月曜日にバリチェロに申し訳なく思っているようだ。
「あのコメントをしたときは、レース直後でまだ落ち着いていないときだったし、その後にルーベンスとのシーンを確認してみたんだ。確かにあれはやりすぎだった。彼に追いつかれたくなかったけど、危険な目に合わせようとしたわけじゃない。そう感じさせてしまったとしたら、申し訳ない」。