シューマッハ、「成績不振はマシンが原因」
「来年は、タイトル争いに加わりたい」とシューマッハ。
今年からF1に復帰したミハエル･シューマッハ(メルセデスGP･ペトロナス･フォーミュラ･ワン･チーム)は、成績不振の原因は、マシンの特性にあると考えている。
今年シューマッハが使用しているメルセデスGPのマシンは、元々、昨年のタイトルを獲得したジェンソン･バトン(ボーダフォン･マクラーレン･メルセデス)用として開発されていたもので、バトンが好むアンダーステアの傾向があるマシンとして仕上げられた。しかし、実際にマシンに乗ることになったシューマッハは、この特性に合わないため、今シーズンは苦戦を強いられている。
「このマシンは僕向けに作られていないからね。だからマシン特性に合わせなくちゃならないし、かなり苦労させられている。ドライバーだけじゃなくて、マシンはタイヤとも合ってない。速くなるためには、ドライバーとマシンが一つにならないといけないんだ。だから、来年はタイトル争いができるように、今までよりもさらに努力しているよ」。
