予選Q3
<16時54分>
気温は30℃、路面温度は38℃、湿度は71%だが、雨は来そうにない。
グリーンライトが点灯した。まず、3ハミルトン/マクラーレンが1分36秒台で先行、1フェッテル/レッドブルは追いつけない。
アタックしているのはマクラーレンとレッドブルの4台のみ。レッドブルのKERS(ブレーキング時のエネルギーをチャージして、推進力にするシステム)は、うまく働いているようだ。
<17時01分>
4台の”別クラスの戦い”(に見える)バトルを追って、5アロンソ/フェラーリがピットを離れた。9ハイドフェルト/ルノー、8ロズベルグ/メルセデスGP、10ペトロフ/ルノー、16小林可夢偉/ザウバーも続いた。
<17時02分>
3ハミルトン/マクラーレンがセクター1、セクター2で区間ベストを更新するが、さらにそのタイムを1フェッテル/レッドブルが塗り替えていく。3ハミルトン/マクラーレンが唯一の1分35秒台を記録したのも束の間、1フェッテル/レッドブルが僅かに上回るタイムを記録した。
1フェッテル/レッドブルは、ラジオを通じてチームに歓喜の声で気分を伝え、マクラーレンとの差が、周囲が思ったよりもなかったことを証明した。
<17時04分>
チェッカード・フラッグが出された。16小林可夢偉/ザウバーは、10番手グリッドからのスタートとなった。9番手の8ロズベルグ/メルセデスGPとの差はコンマ3秒近かった。無理せずレースにタイヤを温存する。マシンは、うまくセットが決まったとみてよさそうだ。明日のレースは、ここから可夢偉がどういうレースを戦うか、トップ争いとともに、注目ポイントになりそうだ。
[STINGER]