F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

観測史上最強のハリケーンの影響で中止された2015F1GP第16戦アメリカGPの予選は、決勝レースが行なわれる日曜日朝に移動して行なわれ、ロズベルグ＋メルセデスが、3連続、シーズン4度目のポールポジョンを獲得した。

2番手はハミルトン＋メルセデス、レッドブルの2台が3-4番手に続いたが、雨と、決勝レースのスタートまでの時間を考慮してQ3を行なえず、Q2の結果で予選結果が決まった。

ハリケーンは去ったものの、それでもしのつく雨に祟られたサーキットof the アメリカズは、コースの一部の10コーナーと14コーナーに大量の水たまりができる状況でスピンが連発。シリーズポイントでルイス･ハミルトンに次ぐ2位に着けているフェッテル＋フェラーリ は、Q1でガードレールに軽くぶつけてマシンを傷めたが、Q2には間に合い、5番手につけた。しかしフェッテルは、今週末新たなエンジンを投入したことで、10グリッド降格ペナルティを受けることが決定している。

同じQ1でサインツ＋トロロッソもスピン、こちらはマシンを大きく傷め、決勝スタートまでの5時間、チームは大忙しとなった。

マクラーレン・ホンダは、2台そろってQ2に進出したが、Q2で11番手と13番手で惜しくもQ3には届かなかった。しかし、2015最終仕様のパワーユニットを投入したアロンソ＋マクラーレン･ホンダは、シーズン最上位の11番手と健闘した。

レースは現地時間14時（日本時間月曜4時）にスタートする。