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Q&A ハース、参戦までのプランは?

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2016年の参戦までの計画を語ったハース。

新チームとして2016年からF1に参戦することが決定しているハース・フォーミュラのジーン・ハースは、11日(水)にF1公式サイトに掲載されたインタビューで、参戦を2016年に延期した理由をはじめ、チームの人材獲得やマシン製造に関する質問に答えた。

Q.チームに必要な人材はどこで集めるつもりでしょうか? あなたが(イタリアに拠点を持つ)フェラーリでない限り、イギリス以外から見つけてくるのは難しいでしょう。
ジーン・ハース(以下、ハース):アメリカにはかなりのリソースがある。アメリカ人は非常にクリエイティブで、いくつかの分野では最高の人材がいる。そういうわけで、われわれはヨーロッパからリソースを得るプランはない。チームはアメリカのチームで、トップにはアメリカ人を連れてくるつもりだ。しかし、もちろんF1での経験を持つ他国の人材も雇うつもりだ。

Q.可能な限りのコンポーネント(パーツ)を外部で買い揃えたいと発言されました。すでにあなたの買い物かごの中にあるコンポーネントはなんでしょう?
ハース:一番大きなパーツはパワートレーンで、それはマシンのリヤの多くの部分を占めている。なので、もしもわれわれがフェラーリとの契約をまとめることができれば、あとはほぼマシンの半分だけを作ればよいということになるだろう(笑) そういうわけで、われわれは前半分を用意しなければならないということになる。

Q.参戦を2015年から2016年に延期することが決まりました。それはなぜでしょう?
ハース:実際、われわれは延期しようとしていたわけではない。われわれは、2015年か2016年に参戦する際の選択肢を検討していた。(参戦の)ライセンスをもらえるまでに少し長くかかってしまったのだ。それに、単純に管理会計上のこともあった。違う国のたくさんの人々と働くときには、そういうことが必要になってくる。それから、通知は突然だった。ワォ、あと6ヶ月でマシンを仕上げなければ、とね。そういうわけで、2016年に決めたわけだ。2015年だとそのために大急ぎで取り掛からなくてはならないということになるので、2016年の方がもっと現実的だ。

Q.これから2016年にかけての計画はどうなっているのでしょうか?
ハース:われわれは、2015年の12月までにマシンを用意しなければならないことはわかっている。実際には来年の7月あたりにはマシンの製造に入っていることが想像できる。

Q.ダラーラがシャシーを担当することになるのでしょうか? それとも、まだ決まっていませんか?
ハース:ダラーラは下請けとして協力してくれることになるだろう。ダラーラがパーツの供給元になるだろうという以外の話しはなんであれ聞きたくないし、まだ何も決まっていない

Photo by Haas Automation, Inc /  CIA Stock Photography, Inc.

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