R.クビツァの代役は誰か
バレンシア･テス最終日に最速タイムを記録して、意気揚々のR.クビツァだったが。
イタリアGPのラリーでアクシデントに遭ったR.クビツァの容体は、その後発表されたリリースで右腕と、手、脚の骨折と報告されたが、左のこめかみにも打撲のアザらしきものがあるという。
容体から、少なくとも、数カ月の間、F1ドライブは不可能な状況と見られ、開幕戦の欠場は必至。
R.クビツァは、2007年のカナダGPで、BMWザウバーで激しいクラッシュを演じてほとんど無傷で1戦を欠場しただけで復活し、その代わりにS.フェッテルにF1デビューを提供したが、2003年には、助手席に乗っていたクルマが交通事故を起こして骨折、腕にチタン製のボルトが埋め込まれるアクシデントにも遇っている。
R.クビツァの代役は誰になるのか。すでに現場では、その話題がささやかれている。チーム代表のE.ブーリエは、「4人抱えた”サードドライバー”の中から、最も準備が整っているドライバーを使う」としており、「ブルーノ･セナが最も近い」と、1月31日のバレンシアでの発表会でコメントしていたが、R.グロジャンや、フォース･インディアF1チームのサード･ドライバーで、去年ウィリアムズに在籍したN.フルケンバーグ、ピレリ･テストを担当したN.ハイドフェルトや、P.デ･ラ・ロサも候補に挙がっている。
［STINGER］
左の4人だけが候補ではない。
