【ROC】今年もシューマッハの回復を祈るドライバーたち
シューマッハの回復を願う仲間たち。
イギリス-ロンドンにあるクイーン・エリザベス・オリンピック・スタジアムでレース・オブ・チャンピオンズ(ROC/個人戦)がおこなわれた21日(土)、ROCに参加したドライバーたちは昨年に引き続き、今年もミハエル・シューマッハの回復を願い、”We Miss You Michael,Get Well Soon (ミハエル、キミがいなくて寂しいよ、早くよくなることを願ってる)”と書かれた横断幕を掲げ、エールを送った。
2013年の12月29日(日)、スキー中に事故に遭ってしまったミハエル・シューマッハは、前々回大会までセバスチャン・フェッテルとチーム・ドイツとして国別対抗戦で6連覇してきたものの、残念ながら前大会には出場できず、フェッテルも参加を見送っていた。
チーム・ドイツの7連覇が懸かった2013年大会は開催地のタイ国内での反政府デモによる情勢の悪化により、25年間連続で開催されてきたROCの開催中止を決断、シューマッハはその2週間後に事故に遭い、現在もスイスの自宅で治療を続けている。
シューマッハは前々回大会への意気込みとして、ROC国別対抗戦も自身のラッキーナンバーでF1のタイトル獲得数とおなじ”7″回勝つまでは引退しないことを表明していた。
シューマッハの意志をついでチーム・ドイツの7勝目を目指して久しぶりに参戦したフェッテルは、初参戦のニコ・フルケンベルグと組んで20日(金)の国別対抗戦に挑んだが、残念ながら決勝で敗れてしまった。
【STINGER】
Photo by Race of Champions 2015