RoC個人戦、グロジャンが初優勝!
フェッテルとシューマッハを抑え、優勝を勝ち取ったグロジャン。
本日、最終日を迎えたレース・オブ・チャンピオンズ(RoC)。最終日、並みいる強豪を抑えて、ロメイン・グロジャンが初優勝を飾った。国別対抗戦では、決勝でミハエル・シューマッハ&セバスチャン・フェッテルのチーム・ドイツに優勝を譲ったが、個人戦では準々決勝でフェッテルを、準決勝ではシューマッハを見事に打ち破り、昨日の借りをキッチリ返した。
決勝ではトム・クリステンセンと対決。3本勝負で先に2勝をあげ、個人戦を制した。
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個人戦参戦ドライバーは以下の通り。
ミハエル・シューマッハ
セバスチャン・フェッテル
ロメイン・グロジャン
デビッド・クルサード(元F1ドライバー)
セバスチャン・オジェ(WRC 優勝7回 RoC前回大会優勝)
ホルヘロレンソ(MotoGP 2012、2010年チャンピオン)
ライアン・ハンターレイ(インディカー2012年チャンピオン)
トム・クリステンセン (ル・マン24時間レース 優勝8回)
大嶋 和也(RoCアジア枠)
ホー・ピンタン(RoCアジア枠)
ナッタヴデ・チャロウェンスカワッタナー(RoCタイ枠)
ティン・スリトライ(RoCタイ枠)
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個人戦の各レースの結果は以下の通り。
RoC個人戦
■ 1回戦
グループA
セバスチャン・オジェ (WRC 優勝7回 RoC前回大会優勝)
ジェイミー・ウィンカップ (V8スーパーカー 2011、2009、2008年チャンピオン)
デビッド・クルサード(元F1ドライバー)
ベニート・グエッラ(プロダクションWRC 2012年チャンピオン)
前回大会を制したオジェとクルサードのレッドブル系ドライバーが2回戦進出。
グループB
トム・クリステンセン (ル・マン24時間レース 優勝8回)
アンディ・プリオール (WTCC 優勝3回)
ホー・ピンタン(RoCアジア枠)
ナッタヴデ・チャロウェンスカワッタナー(RoCタイ枠)
1回戦を勝ち抜いたのはクリステンセンとピンタンだった。
グループC
セバスチャン・フェッテル
ホルヘロレンソ(MotoGP 2012、2010年チャンピオン)
ミック・ドゥーハン (MotoGP 500cc 5年連続チャンピオン)
ティン・スリトライ(RoCタイ枠)
フェッテルとドゥーハンが2回戦進出。
グループD
ミハエル・シューマッハ
ライアン・ハンターレイ(インディカー2012年チャンピオン)
大嶋 和也
ロメイン・グロジャン
シューマッハとグロジャンのF1ドライバー・コンビが2回戦進出。大嶋は、対グロジャン戦をタイムでは勝利したものの、コース上に配置されたトヨタのウォールにヒットし、イエローカードのペナルティー。その影響でグロジャンに敗れてしまった。次の準々決勝では、フェッテルとグロジャンが準決勝のチケットを賭けて戦う。
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■準々決勝
グループ1
セバスチャン・オジェ (WRC 優勝7回 RoC前回大会優勝)
トム・クリステンセン (ル・マン24時間レース 優勝8回)
トム・クリステンセンが昨年の王者、オジェを破って準決勝に進出。
グループ2
ホー・ピンタン(RoCアジア枠)
デビッド・クルサード(元F1ドライバー)
フィニッシュ・ライン直前までリードしていたピンタンをギリギリのところで前に出たクルサードが勝利。
グループ3
セバスチャン・フェッテル
ロメイン・グロジャン
フェッテルはマシントラブルでウォールにヒットし、イエローカードのペナルティ。走行を続けたが、マシンはコース上に止まってしまい、グロジャンが勝利した。
グループ4
ミハエル・シューマッハ
ミック・ドゥーハン (MotoGP 500cc 5年連続チャンピオン)
圧倒的な速さでシューマッハが勝利。準決勝はグロジャンと対決に。
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■準決勝
グループ1
トム・クリステンセン (ル・マン24時間レース 優勝8回)
デビッド・クルサード(元F1ドライバー)
クリステンセンがクルサードを下し、決勝進出が決定。
グループ2
ロメイン・グロジャン
ミハエル・シューマッハ
今回の個人戦で最後のF1ドライバー同士の対決を制したのは、グロジャンだった。グロジャンは、昨日の国別対抗戦の決勝で敗れたチーム・ドイツのフェッテルとシューマッハをそれぞれ、2戦連続で打ち負かした。
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■決勝
トム・クリステンセン (ル・マン24時間レース 優勝8回)
ロメイン・グロジャン
決勝ではグロジャンとクリステンセンが対決。3本勝負で先に2勝をあげ、グロジャンが個人戦を制した。