ルノー「R.S.17」スペック

ルノー・スポール・フォーミュラ ワン・チームは21日(火)、今季型マシン「R.S.17」を発表し、そのスペックも合わせて発表した。
レギュレーションの変更により外観や各部のサイズや数値は変更になっているものの、昨年型マシン「R.S.16」からはカーボンディスク、パッド、キャリパーがAPレーシング製からブレンボ製に変更になった以外はスペック上の目立った変更はない。
| ■マシンスペック | |
| 型式 | ルノー R.S.17 |
| シャシー | ルノー・スポール・フォーミュラ ワン・チーム製カーボンファイバー&アルミニウム・ハニカム・コンポジト・モノコック |
| サスペンション(前) | カーボンファイバー製プッシュロッド式トーションバー(トップ&ボトム・ウィッシュボーン) |
| サスペンション(後) | カーボンファイバー製プルロッド式トーションバー(トップ&ボトム・ウィッシュボーン) |
| ギヤ・ボックス | セミ・オートマチック・チタニウム・ギヤ・ボックス(クイックシフト) |
| ギヤ | 8速+リバース |
| 燃料システム | ATL製燃料タンク(ケブラー強化ゴム) |
| エレクトロニクス | MES-マイクロソフト・スタンダードECU |
| ブレーキ・システム | ブレンボ製カーボンディスク、パッド、キャリパー/AP Racing製マスターシリンダー |
| コックピット | シート(カーボン・コンポジット)/6点式ハーネス・シートベルト/ステアリング(ギヤ・チェンジ&クラッチパドル) |
| ■サイズ | |
| トレッド(前) | 1600mm |
| トレッド(後) | 1550mm |
| 全高 | 950mm |
| 全幅 | 2000mm |
| 重量 | 722kg(ドライバー、カメラ、バラスト込み) |
| ■エンジン | |
| 型式 | ルノー R.E.17 |
| 排気量 | 1.6L V6 |
| 気筒数 | 6 |
| 最大回転数 | 15,000/分 |
| プレッシャーチャージャー | シングルターボチャージャー、ブースト圧無制限(5バール) |
| 最大燃料流量 | 100kg/時間 |
| レースごとに使用できる燃料量 | 100kg |
| 構成 | 90°V6 |
| 口径 | 80mm |
| ストローク | 53mm |
| クランク | 90mm |
| バルブ数 | シリンダーごとに4(計24) |
| 燃料噴射方式 | 直接燃料噴射 |
| ■ERS(エネルギー回生装置) | |
| MGU-Kの回転数 | 最大50000/分 |
| MGU-K(出力) | 最大120kW(キロワット) |
| MGU-Kのエネルギー回生量 | 最大2Mj(メガジュール/ラップ毎) |
| MGU-Kのエネルギー放出量 | 最大4Mj(メガジュール/ラップ毎) |
| MGU-Hの回転数 | 100000/分 |
| MGU-Hのエネルギー回生量 | 無制限 |
| ■パワーユニット概要 | |
| 重量 | 最低14kg |
| ドライバーあたりの年間使用可能数 | 4基 |
| 馬力 | トータルで約900馬力 |
【STINGER】
Photo by Renault Sport Formula One Team




