F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

「2014年はチームにとって本当に信じられないようなシーズンだったし、それを再現するために、チームのみんなはこれまで以上にハードにプッシュしてることは分かってる。ファクトリーのみんなに会うことは、僕にとって大きなモチベーションになるんだ。このチームとは今年で6年目だし、僕らは毎シーズンでさらに強くなってる。情熱的な人たちと一緒に働けて、自分らしく走れるのは素晴らしいよ。彼らの努力に応えられるかどうかは僕らドライバーに懸かってるし、僕はやってやるって決心したし、彼らを誇りに思うよ。僕らはいい冬を過ごすことができたけど、決してスムーズな成り行きだったわけじゃない。乗り越えるためには常にチャレンジしていかないといけないし、確かなことなんてないからプッシュし続けていかないといとね。個人的には、ルイス（･ハミルトン）との闘いでもっとハードにプッシュしていくことに集中してる。最後は、誰がシーズンを一番上手くまとめることができたかどうかで決まるし、今回は（去年とは）別の方法で闘っていかないといけない。そうは言っても、僕のチームメイトは、もしもチャンピオンになりたければ倒さないといけない強力なライバルの一人だし、可能な限りベストを尽くせるように集中するよ。今の僕はレースを勝ったときの味を知ってるし、これまで以上に勝ち星を挙げていくつもりだし、最後の最後で勝てないときの苦味も知ってるから、それを繰り返すつもりはないよ。それが僕にとって大きなモチベーションになってるし、2015年に向けた決意をさらに強くしてくれるよ」。

【翻訳：STINGER】