鈴鹿でなにかが起きる!? [STINGER覆面座談会]
ミーハーA子(以下、A子):今週は鈴鹿!! なんか、もう、ソワソワしちゃいます!!
事情通B(以下、B):他のグランプリと違って、なんだか気もそぞろ、というか(笑)。
A子:佐藤公哉選手が、ザウバーで金曜日に走るんですか?
B:いやいや、リザーブドライバーになっただけで、正式発表はないです。けれど、そこにチームがメリットを見いだせば。
通りすがりの怪人Mr.X(以下、Mr.X):金を払えば。
B:またまた唐突に(笑)。
A:それもチームのメリットなんですか?
Mr.X:だれにとってもお金はメリットじゃ。
B:それより、佐藤公哉サイドとしてもメリットがなければならないですね。
A:え?
B:単に、1回だけ金曜日に乗れると言っても、それだけで終わるのでは、メリットにならない。将来につながらなくちゃね。次につながることがあれば、それこそ投資の意味がある。
Mr.X:翌週にヴァイラーノで走る。
B:確かに、ザウバーF1でテストしますね、直線だけのコースだけれど。つまり、ザウバーとのつながりは、7月のシルバーストンでのテストだけでオシマイではなくて、次につながっている。佐藤公哉サイドのマネージメントが考えていることが、筋道にしたがって進んでいる、ということかと。
Mr.X:可夢偉がフェラーリに乗る。
A子:えっ!!
B:またまた唐突に(笑)。
Mr.X:フェラーリ・ジャパン。
A:なんですか、それ。郷ひろみ?
B:ははは、古いね、案外(笑)。ちがうちがう。フェラーリの輸入総代理店だよ。
A:それかなにか、関係あるんですか?
B:勝手な想像ですよ。
Mr.X:フェラーリ・ジャパンの要請。
A:え〜???
B:まぁ、言おうとしていることはわからないでもないね。
A:ど、どういうことです?
A:世界耐久選手権ですよね?
B:うん。で、3月11日に、それを発表したときに、フェラーリF1チーム代表のドメニカリさんと握手した写真がリリースされた。
A:見ました見ました!!
B:なぜ、ドメニカリさんだったのか?
A:だって、フェラーリのチーム代表じゃないですか?!
B:確かに。でも、可夢偉が所属してWECでフェラーリ458イタリアを走らせているのは、同じフェラーリでも、AFコルセという別のチームだからね。ドメニカリ代表とはまったく関係がない。なのに、写真に一緒に映った。
Mr.X:単なるサービスにしてはできすぎじゃ。
A: えっ??
Mr.X:フェラーリ・ジャパンの要請。
B:それは無理やりな説ですけどね。しかし、4月に鈴鹿で行なわれたフェラーリ・デーにも可夢偉は参加してますね。WECで乗っているのとは別のカテゴリーのアマチュア・レースだけれど、同じ458イタリアのレースに参加した。可夢偉が乗ることで、フェラーリ・ジャパンとしては、売上に貢献するプロモーションが狙いで、それが有効打だったことは確か。
A子:だったら、可夢偉さんがF1で鈴鹿を走れば、もっと効果があるじゃない!!
B:確かに。去年3位表彰台の実績もあるし。
A:じゃ、絶対に、GOしてほしい!!
B:ただし、F1は国際イベントで、日本だけを相手にすればいいんじゃないからなぁ。
A子:でも、レースがあるのは鈴鹿じゃないですか!?
B:テレビで世界中に中継されて、見ているのは日本人だけじゃないからね。
A:あ〜、そっかぁ。それに、一度辞めちゃったら、戻るの大変なんでしょ?
B:確かに。しかし、それは決まり事じゃなくて、可能性はゼロではない。
A:チャンピオンとかならではないと?!
B:いや、チャンピオンではなくても、エイドリアン・スーティルや、ニコ・フルケンベルグの例もあるし。才能があれば、話は違う。ただし、並大抵の才能じゃダメだし。
MrX:お金も才能のうちじゃ。
A子:だったら代わりに可夢偉さんを!!
Mr.X:決定!!
B:勝手に決めないでくださいよ、人んちのことを(笑)。まぁ、こうしていろいろありそうなことワイワイ語るのも、ファンの特権ですけどね。
A子:KIMIYA SATOかKAMUI KOBAYASHIという名前をモニタータイミングモニターに映るのを観たいわ!!
Mr.X:賛成!!
B:おっと〜、今日はなんだか素直ですね、御
老人(笑)。
老人(笑)。
Photo by Ferrari S.p.A(可夢偉フェラーリ)
Photo by Sauber F1 Team(可夢偉&マッサ)
[STINGER]