STINGER モーターナビ 10月28日号
◆フォード 新型マスタング発売。新開発のエンジンとトランスミッション搭載◆
フォード・ジャパン・リミテッドは、新型マスタングを10月25日より販売を開始した。
この新型は、パワートレインを一新し、大幅なパワーアップを実現。V8モデルは新設計の5.0L DOHCエンジンを搭載、V6モデルも、3.7L V6 DOHCエンジンを新たに搭載した。
両エンジンともに、パフォーマンスの向上と燃費改善を可能とするTi-VCT(吸排気独立可変バルブタイミング機構)が採用されている。
また新たに6速ATを採用し、パワー・ステアリングはこれまでの油圧式からエンジン駆動の負荷を低減する電動パワーアシスト式(EPAS)としたことにより、ドライビング・パフォーマンスを向上と、燃費の向上も実現させた。
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◆日産 「フーガ・ハイブリッド」を発売◆
日産は、フーガ・ハイブリッドを11月2日から販売を開始する。
今回発売するフーガ・ハイブリッドは、独自の1モーター2クラッチ方式のハイブリッドシステム「インテリジェント デュアル クラッチ コントロール」を採用、19.0km/L(10・15モード)というコンパクト・カー並みの低燃費と爽快な走りを実現した。
このシステムは、駆動と発電を1つのモーターで行い、エンジンとモーターをトルクコンバーターを介さずにトランスミッションに直接接続する、軽量で高効率なハイブリッド・システムとなっている。
また2つあるクラッチの1つでモーターとエンジンを完全に切り離し、エンジンを停止させた静かで効率の良いモーター走行(EVモード)を可能にした。この走行を、高速走行を含む運転領域まで拡大し、かつモーター走行を積極的に行うことで、クラストップの低燃費を達成している。
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◆BMW ニューBMW5・シリーズが米国の衝突試験でも5つ星◆
BMWは10月25日、ニューBMW・5シリーズ セダンが、US NCAPクラッシュ・テストで最高点の5つ星を獲得、認定されたと発表した。
同車は、欧州でのユーロNCAPで最高得点の獲得に続いて、評価内容が見直され、より厳格になったUS NCAPクラッシュ・テストでも最高点を得た最初の車両として認定され、さらに米国道路交通安全保険協会から「Top Safety Pick 賞」が贈呈された。
現在、ニューBMW・5シリーズは、自動車の安全性に関する賞をもっとも多く獲得したモデルとなっている。
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◆ホンダ ビジネスユース向け電動二輪車「EV-neo」テスト運用を開始◆
ホンダは、12月にリース販売を予定している電動二輪車「EV-neo(イーブイ・ネオ)」のテスト運用を開始した。
今回のテスト運用はリース販売を前に、協力企業に試作車を順次貸与し、公道を使った実走実験※を通じて、ビジネスの現場での各種車両データの収集と検証を行なう。
EV-neoは、2009年の第41回東京モーターショーでコンセプトモデルを初公開したスクーター・タイプの電動二輪車で、原付一種(第一種原動機付自転車)に分類され、配達業務などを行なう企業や個人事業主向けに開発中のモデルとなっている。
※実走実験は、環境省による平成22年度地球温暖化対策技術開発等事業として採択されている。
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◆鈴鹿サーキット 「コチラのファンファンXmas」を開催◆
鈴鹿サーキットは、11月6日(土)から12月26日(日)の51日間、「コチラのファンファンクリスマス」を開催する。
このイベントは家族で楽しめるクリスマスイベントとなっており、期間中にはキッズダンスコンテストや、ミニ四駆の公式大会「ミニ四駆 オータムグランプリ2010 鈴鹿大会」などが催される。
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