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STINGER レーシングナビ 10月7日号

インディ第17戦予選、琢磨がPP獲得/第17戦決勝、ディクソンが4勝目

【 レース 】

◆[INDY] 第17戦予選、琢磨が今シーズン初のポール・ポジション獲得◆

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10月5日(土)、米国テキサス州ヒューストンの市街地コースで、インディカー・シリーズ第17戦の予選が行われた。

本来は前日に予選が行われるはずだったが、路面状況が荒れていたため危険と判断し、スケジュールが改定された。

ヒューストンのレースはダブルヘッダーでの開催となり、同日中の5日に第17戦決勝が行われ、翌6日(日)には第18戦と連戦で開催される。

予選は佐藤琢磨が快走をみせ、1分0秒4535、平均時速97.305マイルでトップライムをマークし、今季初、そしてキャリア3度目のポール・ポジションを獲得した。

琢磨は予選をハード・タイヤでスタート。2周目にピットインを行いソフト・タイヤに交換してアタックを再開し、トップタイムをマークした。

2番手はペンスキーのウィル・パワーが獲得し、3番手にはチップ・ガナッシのスコット・ディクソンが入った。

第17戦ヒューストン 予選リザルト
順位 ドライバー チーム / エンジン タイム
1 佐藤琢磨 A.J.Foyt Racing / ホンダ 1:00.4535
2 ウィル・パワー Team Penske / シボレー 1:01.1524
3 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing / ホンダ 1:00.6057
4 セバスチャン・ブルデー Dragon Racing / シボレー 1:01.4911
出場ドライバー:24人

Photo by  Chris Jones
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◆[INDY] 第17戦決勝、スコット・ディクソンが今4勝目。琢磨は終盤にリタイヤ◆

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10月5日(土)、インディカー・シリーズ第17戦の決勝が開催された。

レースはポール・ポジション・スタートの佐藤琢磨がトップをキープするも、スタート直後にエンジンストールしたマシンに後続が追突してクラッシュ。これにより、スタート直後からフルコース・コーションとなった。

さらに琢磨はこのマシンの破片でタイヤがパンクしてしまい、すぐにピットイン。大きく順位を落としてしまった。

その後、スコット・ディクソンがトップに立つと2位以下を引き離し、安定した走りでラップを重ねていった。レースはアクシデントが多発したが、ディクソンはトップでゴールまで走りきり、今季4勝目を飾った。2位はシモーナ・デ・シルベストロが入り、3位はジャスティン・ウィルソンとなった。

琢磨は大きく後退したが、粘り強いレースで終盤にはトップグループに迫るまで順位をあげていた。
しかし、74周目にコースアウトしてタイヤバリアにヒット、無念のリタイアとなってしまった。

第17戦ヒューストン 決勝リザルト
順位 ドライバー チーム / エンジン タイム/差
1 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing / ホンダ 1:54:48.3924
2 S.デ・シルベストロ KV racing / シボレー +0.8781
3 ジャスティン・ウィルソン Dale Coyne Racing /ホンダ +2.1432
8 セバスチャン・ブルデー Dragon Racing / シボレー +6.8946
17 佐藤琢磨 A.J.Foyt Racing / ホンダ DNF
出場ドライバー:24人

※第18戦の情報は続報が入り次第、更新します。

Photo by Chris Owens
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◆[スーパーGT] 第7戦、公式予選が悪天候により決勝日に延期◆

10月5日(土)、大分県のオートポリスで予定されていたスーパーGT第7戦オートポリス大会の公式予選が、悪天候により翌日の10月6日(日)に延期された。

朝から雨が降り、深い霧に包まれたオートポリスは、午前9時に予定通り公式練習がスタート。しかし、すぐにコントロールを失ったマシンがガードレールと接触。セッションは再開されたが、雨がさらに強まっていたため、ほとんどの車両は走行を見合わせた。

その後、練習走行は赤旗中断となり、大会審査委員会は霧による視界不良を理由に公式練習の終了を決定。天候は回復することはなく、公式予選の延期が決定した。

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◆[スーパーGT] 第7戦決勝、PETRONAS TOM’S SC430が今季2勝目◆

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10月6日(日)、スーパーGT第7戦の決勝レースが開催された。

前日の予選が悪天候で延期され、決勝前の午前中に予選を実施。GT500クラスはZENT CERUMO SC430の立川祐路 / 平手晃平組が、GT300クラスはS Road NDDP GT-Rの星野一樹 / 佐々木大樹組がポール・ポジションを獲得した。

決勝は曇り空で、時折霧雨が降り注ぐものの、スリック・タイヤで走行可能なコンディションとなった。
レースは序盤、ポール・ポジション・スタートのZENT CERUMO SC430の平手がトップを走行し、2位以下を大きく引き離していった。

その後、中嶋一貴とジェームズ・ロシター組がドライブするPETRONAS TOM’S SC430が徐々に順位をあげていき、終盤にはレクサス同士の激しいバトルが展開した。2台は残り4周の時点でテール・トゥ・ノーズの接戦となり、残り3周の時にクラッシュした周回遅れのマシンを2台は間一髪で回避したが、直後のヘアピンで中嶋がトップに躍り出ることに成功。

そのまま中嶋は差を広げていき、見事な逆転優勝を達成した。2位には立川も入り、レクサスの1-2フィニッシュとなった。3位はKEIHIN HSV-010の塚越広大 / 金石年弘が獲得した。

GT300クラスは、GSR初音ミクBMWの谷口信輝 / 片岡龍也組が優勝を飾った。
次戦、第8戦は11月2日(土)、3日(日)にツインリンクもてぎで開催される。

第7戦 オートポリス決勝リザルト
GT500
順位 マシン ドライバー タイム/差
1 PETRONAS TOM’S SC430 中嶋 / ロシター 1:55’03.613
2 ZENT CERUMO SC430 立川 / 平手 +2.622
3 KEIHIN HSV-010 塚越 / 金石 +2.811
出場マシン:15台

GT300
順位 マシン ドライバー タイム/差
1 GSR 初音ミク BMW 谷口 / 片岡 1:56’59.345
2 Exe Aston Martin 加納 / 安岡 +1Lap
3 OKINAWA-IMP SLS 竹内 / 土屋 +1Lap
出場マシン:24台

Photo by TOYOTA MOTORSPORTS
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