STINGER モーターナビ 11月11日号
◆BMW プラグイン・ハイブリッド・スポーツカーの量産化を発表◆
BMWは11月10日、2009年のフランクフルト・モーターショーで公開したコンセプト・カー「BMW Vision Efficient Dynamics(ビジョン・エフィシエント・ダイナミクス)」の量産化を発表した。
また同車をベースにしたプラグイン・ハイブリッド・システムを搭載して開発したランニングプロトが、今回ライプツィヒの見本市で発表された。
コンセプト・カーのビジョン・エフィシエント・ダイナミクスはBMWアクティブ・ハイブリッド・テクノロジーをベースとし、フロントに3気筒ターボ・ディーゼルとハイブリッド同期モーター、リヤにフルハイブリッド・ドライブ・システムが搭載されている。
さらに、その先進的なデザインと駆動システムにより、ワールド・プレミア後に数多くの賞を受賞した。
今回の発表でBMWは、ビジョン・エフィシエント・ダイナミクスの路上走行の実現に向け、大きく前進したと語った。
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◆BMW 2010三井住友VISA太平洋マスターズを協賛◆
BMWは、11月11日から14日まで開催される「2010三井住友VISA太平洋マスターズ」に協賛すると発表した。BMWの協賛は1998年に始まり、今年で13回目の協賛となる。
優勝者への副賞としてBMWアクティブ・ハイブリッド7を提供するほか、会場にて多くのBMW車両の展示も行われる。
BMWのゴルフにかかわる活動は歴史が長く、ゴルフというスポーツが持つ「洗練さ」や「チャレンジ精神」が、BMWブランドと相通ずるものがあると考え、継続的にゴルフへの協賛を行っている。
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◆BMW ニュー5シリーズ、7シリーズにドライバー支援システムを新たに設定◆
BMWは11月8日、ドライバーをアシストし、アクティブ・セーフティに寄与するオプション装備およびオプション・パッケージをニューBMW 5シリーズ、BMW 7シリーズに追加設定し、販売を開始した。
今回新たに「アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)※1」と「レーン・チェンジ・ウォーニング※2」の2つの装備が追加された。
BMWのフラッグシップ・モデルであるBMW 760Liにはアクティブ・クルーズ・コントロールが標準装備となる。
※1 アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)
先行車との距離を測定し、車間距離を維持しながら車両の加減速を自動的に行なう従来の自動追従型のアクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)に、渋滞などの低速走行時に車両停止までの機能を加え運転負荷を軽減。
※2 レーン・チェンジ・ウォーニング
運転者の死角となる左右後方の車両や、追い越し車線を急接近してくる車両を、リヤ・バンパーに組み込まれたレーダーが認識し、ドアミラー内側に組み込まれたインジケータを点灯、点滅させ、運転者に警告する。また、ターン・インジケータ作動中に車線変更を行おうとしている場合には、ステアリング・ホイールの振動により注意を促す。
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◆日産 フェアレディZ、3種類を一部仕様向上◆
日産は、フェアレディZ、フェアレディZ・ロードスターを一部仕様向上し、11月9日に発売した。また今回の仕様向上に合わせ、フェアレディZ Version NISMOも継続設定され、同日に発売された。
今回の仕様変更では、ボディカラーに新色のダークメタルグレーが追加され、全8色がラインアップされた。
さらに、エアコンのダイヤルスイッチの文字位置を変更することで、操作時の視認性を向上、オートマチック車にはシフトアップ・インジケーターが採用された。
また、新たにバックビューモニターを、カーウイングス・ナビゲーション・システム(HDD方式)とセットでメーカー・オプションとして設定した。
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◆ホンダ CR-Z 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞◆
ホンダのハイブリッドカーCR-Zが、2010-2011日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
CR-Zは、1.5L i-VTECエンジンとハイブリッド・システムのIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)を組み合わたスポーツタイプのハイブリッド・カー。
今回の受賞理由は、「ハイブリッド技術による燃費のよさと走りの楽しさとを、高い次元で両立できることを証明し、いち早く量産モデルにした」、「個性ある美しいデザイン乗り手の心を惹きつける」という点が高く評価された。
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◆フォルクスワーゲン ポロがインポートカー・オブ・ザ・イヤーを受賞◆
フォルクスワーゲン・ポロが2010-2011日本カー・オブ・ザ・イヤーにおいて、インポートカー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
今回の受賞はポロとしては初の受賞となり、高い品質、走りの楽しさと低燃費の両立、充実した安全装備と高いバリューなどが評価され、輸入車としては過去最高の397ポイントを獲得した。
ポロは、今年度の欧州カー・オブ・ザ・イヤー、ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーも受賞している。
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◆鈴鹿サーキットで「NSX fiesta」が開催◆
鈴鹿サーキットは11月21日(日)、22日(月)にNSX20周年をテーマとした、NSXオーナーの為の年に1度の同窓会として、「NSX fiesta」を開催する。
今回のイベントでは、日本国内だけでなく、海外からも80名以上のオーナーが参加し、同伴者を含め350名以上という、かつてない規模での実施が予定されている。
期間中は、ル・マンGT2クラス優勝車、アメリカGPマーシャル・カーの展示。サーキット走行などのイベントが予定されている。
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