STINGER レーシングナビ 11月25日号
JAFグランプリ 富士スプリントカップ情報
【レース】
◆[スーパーGT] 富士スプリントカップ予選、レース1。山本尚貴がポール獲得◆
11月23日(土)、富士スピードウェイでスーパーGTとスーパー・フォーミュラを同時開催する特別戦「JAFグランプリ 富士スプリントカップ」が開催され、スーパーGT第1レースの予選が行われた。
第1レースの予選、GT500クラスはウイダー モデューロ HSV-010、山本尚貴がポール・ポジションを獲得。2番手はRAYBRIG HSV-010の小暮卓史が入り、ホンダが1-2体制を築いた。3番手はZENT CERUMO SC430、立川祐路が獲得した。
GT300クラスはS Road NDDP GT-R、佐々木大樹が接戦を制してポール・ポジションを獲得した。
富士スプリントカップ 第1レース予選リザルト
GT500 | |||
順位 | マシン | ドライバー | タイム/差 |
1 | ウイダー モデューロ HSV-010 | 山本尚貴 | 1’30.835 |
2 | RAUBRIG HSV-010 | 小暮卓史 | +0.244 |
3 | ZENT CERUMO SC430 | 立川祐路 | +0.417 |
出場台数:15台
GT300 | |||
順位 | マシン | ドライバー | タイム/差 |
1 | S Road NDDP GT-R | 佐々木大樹 | 1’37.147 |
2 | GAINER DIXCEL SLS | ビヨン・ビルドハイム | +0.350 |
3 | NISMO ATHLETE GT-R GT3 | アレックス・バンカム | +0.355 |
出場台数23台
Photo by Honda Motor Co., Ltd.
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◆[スーパーGT] 富士スプリントカップ予選、レース2。大嶋和也がポール獲得◆
11月23日(土)、富士スプリントカップのスーパーGT、第2レースの予選が行われた。
第2レースの予選、GT500クラスはENEOS SUSTINA SC430、大嶋和也がコース・レコードを記録する力走でポール・ポジションを獲得。2番手はZENT CERUMO SC430の平手晃平、3番手はPETRONAS TOM’S SC430の中嶋一貴が獲得し、レクサスがフロント・ローを独占した。
GT300クラスは、第1レースの予選と同じくS Road NDDP GT-R、星野一樹がポール・ポジションを獲得。こちらもコース・レコードを記録する快走でのポール獲得となった。
富士スプリントカップ 第2レース予選リザルト
GT500 | |||
順位 | マシン | ドライバー | タイム/差 |
1 | ENEOS SUSTINA SC430 | 大嶋和也 | 1’30.701 |
2 | ZENT CERUMO SC430 | 平手晃平 | +0.094 |
3 | PETRONAS TOM’S SC430 | 中嶋一貴 | +0.159 |
出場台数15台
GT300 | |||
順位 | マシン | ドライバー | タイム/差 |
1 | S Road NDDP GT-R | 佐々木大樹 | 1’36.736 |
2 | ARTA CR-Z GT | 高木真一 | +0.386 |
3 | GAINER DIXCEL SLS | 平中克幸 | +0.544 |
出場台数23台
Photo by TOYOTA MOTORSPORTS
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◆[スーパーGT] 富士スプリントカップ決勝、レース1。塚越広大が優勝◆
11月23日(土)、富士スプリントカップが開催され、公式予選に続いてスーパーGT、決勝第1レースが行われた。
特別戦の富士スプリントカップは、通常2人のドライバーが交代でドライブするところを、大会名と同じくスプリント(短距離)レースとして開催するため、各レースを1人のドライバーで走りきる特別ルールで行われる。
第1レースは、激戦を制してKEIHIN HSV-010の塚越広大が優勝。2位はZENT CERUMO SC430、立川祐路が獲得。3位はRAYBRIG HSV-010、小暮卓史となった。
GT300クラスは予選と同じく、S Road NDDP GT-Rの佐々木大樹が決勝でも快走。見事クラス優勝を飾った。
富士スプリントカップ 第1レース決勝リザルト
GT500 | |||
順位 | マシン | ドライバー | タイム/差 |
1 | KEIHIN HSV-010 | 塚越広大 | 34’37.791 |
2 | ZENT CERUMO SC430 | 立川祐路 | +3.285 |
3 | RAUBRIG HSV-010 | 小暮卓史 | +4.439 |
出場台数15台
GT300 | |||
順位 | マシン | ドライバー | タイム/差 |
1 | S Road NDDP GT-R | 佐々木大樹 | 36’38.256 |
2 | GAINER DIXCEL SLS | ビヨン・ビルドハイム | +1.200 |
3 | ARTA CR-Z GT | 小林崇志 | +9.302 |
出場台数23台
Photo by Honda Motor Co., Ltd.
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◆[スーパーGT] 富士スプリントカップ決勝、レース2。大島和也が完勝◆
11月24日(日)、富士スピードウェイで富士スプリントカップが開催され、スーパーGTのレース2決勝が行われた。
決勝はENEOS SUSTINA SC430の大嶋和也と、PETRONAS TOM’S SC430、中嶋一貴の一騎打ちとなった。
2人は接戦を繰り広げたが、大嶋が粘り強く中嶋を抑えきり優勝を飾った。2位は中嶋が獲得し、3位はカルソニックIMPUL GT-RのJ.P.デ・オリベイラが獲得した。
GT300クラスはエヴァRT初号機アップルMP4-12C、加藤寛規が優勝を飾った。
富士スプリントカップ 第2レース決勝リザルト
GT500 | |||
順位 | マシン | ドライバー | タイム/差 |
1 | ENEOS SUSTINA SC430 | 大嶋和也 | 34’31.193 |
2 | PETRONAS TOM’S SC430 | 中嶋一貴 | +0.229 |
3 | カルソニックIMPUL GT-R | J.P.デ・オリベイラ | +11.921 |
出場台数15台
GT300 | |||
順位 | マシン | ドライバー | タイム/差 |
1 | エヴァRT初号機アップルMP4-12C | 加藤寛規 | 36’42.791 |
2 | GAINER DIXCEL SLS | 平中克幸 | +0.576 |
3 | GSR 初音ミク BMW | 谷口信輝 | +4.053 |
出場台数23台
Photo by TOYOTA MOTORSPORTS
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◆[スーパー・フォーミュラ] 富士スプリントカップ予選、国本雄資がポール獲得◆
11月23日(土)、富士スピードウェイでスーパーGTとスーパー・フォーミュラを同時開催する特別戦「JAFグランプリ 富士スプリントカップ」が開催され、スーパー・フォーミュラの予選が行われた。
今大会の予選は25分間の計時予選で争われ、プロミュー/セルモ・インギングの国本雄資が1分22秒718で自身初のポール・ポジションを獲得した。
2番手は僅差のタイムでキグナス・スノコ・チームルマンのロイック・デュバルが獲得し、3番手は国本のチームメイト、平手晃平が獲得した。
富士スプリントカップ 予選リザルト
順位 | No. | ドライバー | マシン | タイム/差 |
1 | 39 | 国本雄資 | トヨタ | 1’22.718 |
2 | 8 | ロイック・デュバル | トヨタ | +0.092 |
3 | 38 | 平手晃平 | トヨタ | +0.111 |
出場ドライバー:19人
Photo by TOYOTA MOTORSPORTS
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◆[スーパー・フォーミュラ] 富士スプリントカップ決勝、国本がポール・トゥ・ウィン◆
11月24日(日)、富士スプリントカップ、スーパー・フォーミュラの決勝レースが行われた。
決勝はポール・ポジションスタートの国本雄資とロイック・デュバルが接戦を繰り広げた。
2台のバトルはゴールまで続いたが、国本がデュバルの猛攻を抑えて初優勝を飾り、ポール・トゥ・ウィンを達成した。
2位はデュバル、3位はレノボ・チーム・インパルの松田次生が獲得した。
富士スプリントカップ 決勝リザルト
順位 | No. | ドライバー | マシン | タイム/差 |
1 | 39 | 国本雄資 | トヨタ | 31’27.103 |
2 | 8 | ロイック・デュバル | トヨタ | +1.632 |
3 | 20 | 松田次生 | トヨタ | +2.548 |
出場ドライバー:19人
Photo by TOYOTA MOTORSPORTS
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◆セオドール・レーシング、第60回マカオGPで復活優勝◆
11月14日(木)から17日(日)に中国特別区のマカオで開催されたマカオGPで、名門チームのセオドール・レーシング・バイ・プレマが優勝を飾った。
セオドール・レーシングは香港を拠点する名門チームで、一時期はF1にも参戦し、その後はCARTやF3をメインに参戦。かつてはアイルトン・セナを起用して1983年のレースに勝利したこともある。
チームは今大会でイギリス人ドライバーのアレックス・リンを起用。リンは過酷なレースながらも終始レースをリード。
終盤にカーリンから参戦する、レッドブル・ジュニア・プログラム出身のアントニア・フェリックス・ダ・コスタとの熾烈な争いを繰り広げたが、リンはこれをしのぎセオドールに通算7度目の勝利をもたらした。
Photo by Drew Gibson/Prema
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◆[WTCC] 最終戦マカオ予選、ホンダが2、3番手を獲得◆
11月15日(金)、マカオのギア・サーキットで世界ツーリングカー選手権、第12戦の予選が開催された。
予選はシボレーのイヴァン・ミュラーがポール・ポジションを獲得。2番手にホンダのティアゴ・モンテイロが入り、3番手にチームメイトのガブリエーレ・タルクィーニが入った。
また、ゼングー・モータースポーツのノルベルト・ミケリスも5番手を獲得し、ホンダ勢が最終戦の予選で上位を獲得した。
第12戦 マカオ予選
順位 | ドライバー | マシン | タイム |
1 | イヴァン・ミュラー | シボレー | 2:28.933 |
2 | ティアゴ・モンテイロ | ホンダ | 2:29.933 |
3 | ガブリエーレ・タルクィーニ | ホンダ | 2:29.991 |
5 | ノルベルト・ミケリス | ホンダ | 2:30.224 |
Photo by Honda Motor Co., Ltd.
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◆[WTCC] 最終戦マカオ決勝、ホンダのタルクィーニがランキング2位◆
11月17日(日)、世界ツーリングカー選手権(WTCC)最終戦の決勝レースが行われた。
朝のウォームアップ・セッションで、ホンダのガブリエーレ・タルクィーニのマシンにエンジン・トラブルが発生。修復が間に合わず、タルクィーニはレース1を欠場となってしまった。
レース1では、シボレーのイヴァン・ミュラーが快走し、優勝を飾った。ホンダのティアゴ・モンテイロがこれに続いて2位でフィニッシュし、3番手はセアトのロバート・ハフが獲得した。
ゼングー・モータースポーツのノルベルト・ミケリスも4位でフィニッシュした。
レース2は、セアトのハフが優勝。2位にシボレーのペペ・オリオラが入り、3位はBMWのトム・コロネルとなった。
ホンダはタルクィーニが8位でフィニッシュし、モンテイロとミケリスはリタイアとなってしまった。
今季のWTCCは今大会で全スケジュールを終了。ホンダのタルクィーニはランキング2位で2013年シーズンを締めくくった。
第12戦 マカオ決勝
レース1
順位 | ドライバー | マシン | タイム/差 |
1 | イヴァン・ミュラー | シボレー | 22:54.522 |
2 | ティアゴ・モンテイロ | ホンダ | +1.265 |
3 | ロバート・ハフ | セアト | +1.592 |
4 | ノルベルト・ミケリス | ホンダ | +5.147 |
レース2
順位 | ドライバー | マシン | タイム/差 |
1 | ロバート・ハフ | セアト | 1:23:32.152 |
2 | ペペ・オリオラ | シボレー | +0.723 |
3 | トム・コロネル | BMW | +1.173 |
8 | ガブリエーレ・タルクィーニ | ホンダ | +30.963 |
RT | ティアゴ・モンテイロ | ホンダ | DNF |
RT | ノルベルト・ミケリス | ホンダ | DNF |
Photo by Honda Motor Co., Ltd.
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【 サーキットからのお知らせ 】
◆鈴鹿サーキット、2013年度SRS-Fスカラシップを発表◆
11月20日(水)、鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)のスカラシップ選考会が行われた。
選考会の結果、今年度は坂口夏月が首席、福住仁嶺が次席で、2013年度スカラシップを獲得したと発表した。
坂口はスーパーFJシリーズに参戦経験を持ち、福住は様々なカート選手権への経験を持つ。
2名はホンダの育成ドライバー「HFDP(ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)」の一員として、来年のF4への参戦が予定される。
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