STINGER モーターナビ 11月28日号
【 新車 】
◆トヨタ 東京モーターショーに「86(ハチロク)プロトタイプ」を出展◆
ハチロクの愛称で親しまれたAE86トレノ・レビンの名を受け継ぐ86プロトタイプ。
トヨタは、11月30日(水)から12月11日(日)まで東京ビッグサイトで開催される第42回東京モーターショー2011に、2012年春に発売予定の小型FRスポーツ「86(ハチロク)」のプロトタイプモデルを出展する。
ハチロクは直感ハンドリングFRをコンセプトにトヨタとスバルが共同で開発し、スバルの水平対向エンジン技術とトヨタの最新直噴技術D-4Sを組み合わせた世界初の「水平対向D-4S」エンジンをフロントミッドシップに搭載する。
世界唯一の水平対向エンジン・FRパッケージを採用し、従来のスポーツカーとは別次元の走りの楽しさを実現させる。
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【 イベント 】
◆東京オートサロン2012 with NAPACが来年1月に開催◆
2011年のオートサロンの様子。24万人を超える来場者がカスタムカーに釘付けになった。
2012年1月13日(金)、14日(土)、15日(日)の3日間、カスタムカーと関連製品の展示会「東京オートサロン2012 with NAPAC」が千葉県、幕張メッセ 国際展示場ホールで開催される。
東京オートサロンは”カスタムカー文化の確立”を目指し、1983年に「東京エキサイティングカーショー」としてスタート。1987年に名称を現在の「東京オートサロン」に改め、今回で30周年を迎える。
前回は361の企業、学校、団体が出展し、展示車両台数は626台にのぼった。
会期中の3日間の入場者合計は24万人以上と、自動車マーケットの総合イベントとして堅実な成長を続けている。
また今回は、前回までのトヨタ、日産、ホンダ、スズキ、スバル、フィアットグループオートモービルズジャパン、ルノー・ジャポンに加え、新たにゼネラルモータース・ジャパン、マツダの出展が決定している。
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【 企業情報 】
◆トヨタ タイの洪水の影響について発表◆
トヨタは11月25日(金)、タイの洪水による生産への影響について最新情報を発表した。
日本の車両工場において、11月21日(月)からほぼ通常レベルで稼動とされてきたが、12月5日(月)から12月10日(土)までについても、ほぼ通常レベルでの稼動が決定した。
海外の状況として、トヨタ・モーター・タイランドのサムロン工場、ゲートウェイ工場、バンポー工場が10月10日(月)より稼動停止となっていたが、11月21日(月)より3工場とも稼動を再開した。
なお、再開後の稼動レベルは、部品供給状況や設備の状況等を判断し、今後徐々に上げていく方針となる。
またインドネシア、マレーシア、南アフリカの工場では、11月28日(月)から12月3日(土)まで部品の供給状況に鑑み、稼動レベルの調整を行う。
北米の生産拠点では、11月21日(月)から通常レベルでの稼動となっていたが、12月5日(月)から始まる週においても通常レベルでの稼動が決定した。
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◆トヨタ 会員制急速充電サービスを行う合同会社設立について発表◆
トヨタは11月24日(木)、会員制急速充電サービスを行う合同会社設立に向けた合意について、詳細を発表した。
自動車メーカーからはトヨタをはじめ、ホンダ、三菱が参加。合計9社が、電気自動車の普及拡大を目的に会員制急速充電サービスを行う「合同会社充電網整備推進機構」を設立することで合意に至った。
詳細情報
http://www2.toyota.co.jp/jp/news/11/11/nt11_1120.pdf