STINGER モーターナビ 1月16日号
【 新車 】
◆日産 東京オートサロン2012でマーチニスモコンセプトを発表◆
日産は1月13日(金)、千葉県の幕張メッセで開催された東京オートサロン2012において、ニスモの高性能プレミアムスポーツ第三弾となる「マーチニスモコンセプト」を公開した。
マーチニスモコンセプトは、マーチをベースにニスモ製の専用パーツを装備し、エキサイティングドライビングを身近に楽しむことができるプレミアムスポーツコンパクトのあり方を示したモデル。
エクステリアは、優れた空力特性を発揮する専用エアロパーツを装着。フロントグリルのパターンを変更することで、より低く、大胆で存在感のあるスタイリングとした。
さらに空力性能を向上させるため、ドアミラーの形状を変更し、テールゲートスポイラーにもリップスポイラーを追加。インテリアにはニスモ製の専用シート、ステアリングを装備した。
ボディーカラーはパールホワイトに赤いアクセントカラーを採用し、ジュークニスモコンセプトと同様の高性能プレミアムスポーツを象徴するカラーリングとしている。
足廻りにも高性能サスペンションや大径軽量ホイールを装備し、ニスモのレーシングテクノロジーを導入することで操縦安定性を向上させている。
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◆トヨタ 東京オートサロン2012に新たなコンセプトカーなどを出展◆
GRMN iQ Supercharger
トヨタは1月13日(金)、千葉県の幕張メッセで開催された東京オートサロン2012において、「GAZOO Racing tuned by MN(GRMN)」と「G SPORTS※1(G’s)」の参考出品車5台、市販乗用車15台などを出展した。
主な参考出品車として、2012年夏頃に限定100台で発売予定のGRMN第2弾「GRMN iQ Supercharger」のプロトタイプモデルを出展。
このモデルは「iQ 130G MT→(ゴー)」をベースに、スーパーチャージャーを搭載。動力性能の向上と、クルマとの一体感を追求した。
さらに、GRMNからは「GRMN SPORTS HYBRID ConceptII」、「GRMN Vitz Turbo Concept」を、G’sでは、スポーツコンバージョン車※2の「マークX G SPORTS ConceptII」、「ヴェルファイア G SPORTS Concept」を展示。
また86のカスタムカー展示コーナーも設置され、2011年ニュルブルクリンク耐久レース参戦車両の「GAZOO Racing TOYOTA FT86」と2台のカスタムカーが展示された。
※1 トヨタ2000GTやセリカGT-Fourといった、トヨタスポーツモデル伝統の”G”に由来
※2 外装や内装、走行性能などを特別仕様とし、少量生産方式で生産した車両。持ち込み登録が必要な改造自動車扱い。
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【 イベント 】
◆東京オートサロン2012の来場者が過去最高を記録◆
東京オートサロン2012の様子 ブリヂストンブースにはポテンザを装着したKTM X-BOWを展示
東京オートサロン事務局は、1月13日(金)から15日(日)の3日間、千葉県の幕張メッセで開催された、「オートサロン2012 with NAPAC」の会期中来場者数が過去最高を記録したと発表した。
今回のオートサロンには255,709人(前回比105.2%)が来場し、盛況のうちに終了した。なお、これまでの最高来場者数は2004年の252,042人だった。
東京オートサロンは”カスタムカー文化の確立”を目指し、1983年に「東京エキサイティングカーショー」としてで初開催。1987年に名称を「東京オートサロン」と改めた。