STINGER レーシングナビ 11月8日号
◆[フォーミュラ･ニッポン] 最終戦 オリベイラが2010フォーミュラ･ニッポンを制す◆
11月7日、全日本選手権フォーミュラ･ニッポン第7戦が三重県、鈴鹿サーキットで開催された。
最終戦となった今大会は、2スプリントレースで行なわれ、大混戦となっているチャンピオン争いの行方に注目が集まった。
決勝、レース1ではポール･ポジションのロイック･デュバルと4位スタートの小暮卓史が好スタートを切り1-2態勢が築かれた。
しかし11周目、突如デュバルのマシンから白煙が上がりだした。原因はミッション･オイル漏れによるものだったが、シフト操作に大きな影響が見られなかったため、そのままレースを続行。
白煙をあげながらも粘り強い走りでトップでフィニッシュし、見事ポール･トゥ･ウィンでレース1を制した。
決勝レース2は、ポール･ポジションを獲得していたJ.P.デ･オリベイラが首位を走行、2位小暮が追う展開となった。
2周目のホームストレートで小暮はオリベイラに並ぶと1コーナーでこれをパスし、その後もハイペースなレースを見せる。
しかし17周終了時のピットアウトでエンジン･ストールが発生、その間にオリベイラが再び首位を奪った。
その後は2位に浮上したアンドレ･ロッテラーが猛追をかけるも、そのまま逃げ切り優勝。2勝目を挙げ、悲願のシリーズ･チャンピオンに輝いた。
レース1
順位 No. ドライバー マシン 周回数 タイム/差
1 1 ロイック･デュバル ホンダ 20 34:31.275
2 32 小暮卓史 ホンダ 20 +1.377
3 36 アンドレ･ロッテラー トヨタ 20 +2.033
レース2
順位 No. ドライバー マシン 周回数 タイム/差
1 19 J.P.デ･オリベイラ トヨタ 28 49:31.945
2 36 アンドレ･ロッテラー トヨタ 28 +2.572
3 32 小暮卓史 ホンダ 28 +3.078
ポイントランキング
順位 No. ドライバー マシン ポイント
1 19 J.P.デ･オリベイラ トヨタ 47.5
2 36 アンドレ･ロッテラー トヨタ 43
3 1 ロイック･デュバル ホンダ 39.5
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◆[MotoGP] 最終戦 ホルヘ･ロレンソが優勝。今季9勝目、通算35勝目を飾る◆
11月7日、MotoGP最終戦となる第17戦、バレンシアGPがスペイン、リカルド･トルモサーキットで開催された。
予選ではケーシー･ストーナーが今季4度目となるポール･ポジションを獲得し、表彰台を目指し決勝レースに臨んだ。
決勝ではポール･ポジションのストーナーが終盤までレースをリードしていたが、残り8周で2位につけていたロレンソがストーナーをパスし、首位に躍り出るとそのままトップ･チェッカーでフィニッシュ。
凱旋レースとなったMotoGP最終戦で9勝目を飾った。
2位にストーナー、3位にはヴァレンティーノ･ロッシが入賞。青山博一は14位でチェッカーを受け、2010年のMotoGPは幕を閉じた。
順位 No. ライダー マシン タイム/差
1 99 ホルヘ･ロレンソ ヤマハ 46’44.622
2 27 ケーシー･ストーナー ドゥカティ +4.576
3 46 ヴァレンティーノ･ロッシ ヤマハ +8.998
14 7 青山博一 ホンダ +38.968
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◆[スーパー耐久] 最終戦 もてぎスーパー耐久オーバルバトル開催◆
スーパー耐久シリーズ第7戦が、11月27日(土)と28日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催される。
2008年にスペシャル･ステージとして開催されたもてぎ戦は、翌年から正式にシリーズ戦に組み込まれた。
今年のスーパー耐久シリーズは既にST-1クラスはタイトルが決定しているが、その他のクラスはもてぎのオーバルでチャンピオンが決定する。
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◆[全日本ラリー選手権] 第8戦 MSCC東京ラリー2010 勝田範彦が今季6勝目◆
全日本ラリー選手権シリーズ第8戦が、11月6日から7日にかけて開催された。
最終戦となったMSCC東京ラリー2010は、6日の午前6時、福島県東白川郡棚倉町のルネサンス棚倉をスタート。一般交通を遮断してタイムを競う13区間のSS約68kmを含む総延長約520kmで行われた。
ラリーはインプレッサを駆る勝田範彦が59分06秒5で優勝を飾り、すでにチャンピオンを決めている勝田は今季8戦6勝でシーズンを締めくくった。
順位 ドライバー マシン タイム/差
1 勝田範彦 インプレッサ 59:06.5
2 奴田原文雄 ランサー･エボリューション +16.2
3 福永修 ランサー･エボリューション +52.2
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◆ツインリンクもてぎ ステアリング･ホイール展｢挑戦の始まり｣を開催◆
ツインリンクもてぎは、11月27日(土)から2011年冬までの長期に渡り、1963年から2005年までのホンダF1マシンのステアリング8点を展示するステアリング･ホイール展｢挑戦の始まり｣を開催する。
今回のイベントを通して、ホンダのF1参戦の歴史と、勝利へ向けた飽くなき物造りへのこだわりを紹介する。
展示内容(予定)
ホンダRA270(1963年)、ホンダRA272(1965年)、コパスカーF5A(1978年)、ラルトRH-6-83(1983年)、ロータス95Tルノー(1986年)、マクラーレンMP4/7(1992年)、フォーミュラドリーム(1999年)、B･A･R 007(2005年）
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◆FUJI SPRINT CUP 2010 各種セレモニーと陸上自衛隊車両を展示◆
今週末の11月12日(金)から14日(日)に開催される”JAF Grand Prix SUPER GT ＆ Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2010″で各種セレモニーと、陸上自衛隊の特殊車両の展示が行われる。
13日の決勝のオープニング･セレモニーでは、SUPER GTとフォーミュラ･ニッポン、サポートレースの参戦車両がスローペースでコースを2周するグリーティング･パレードを実施する。
また14日は陸上自衛隊富士学校音楽隊の先導によるグリーティング･パレードなど、各種セレモニーが実施される。
さらに14日には、陸上自衛隊の特殊車両の展示イベントを開催。普段は見ることができない装甲車など、各種車両が展示される。
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