STINGER モーターナビ 11月8日号
◆ホンダ 東風ホンダ第二工場鍬入れ式を開催◆
ホンダは11月5日、中国における四輪車生産販売合弁会社である東風ホンダの第二工場(湖北省武漢市)の鍬入れ式を行った。
今回の式典で、2012年に稼働する第二工場の年間生産能力を計画を当初の6万台から10万台へ拡大。2013年には12万台へ引き上げ、将来的には24万台まで拡大すると発表された。
またホンダ中国本部長の倉石誠司氏が、ハイブリッド車の普及の必要性を考え「将来、ハイブリッド車を中国で生産したい。」とも語った。
ホンダの中国における四輪車生産能力は、今回の能力拡大により、広汽本田汽車有限公司の48万台と輸出工場の本田汽車有限公司(中国)の5万台をあわせ、2013年には89万台を予定している。
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◆トヨタ 欧州販売累計2000万台の記念式典を開催◆
トヨタの欧州統括会社であるトヨタ・モーター・ヨーロッパ(TME)は、欧州における累計販売が2000万台に達したことを記念し、11月5日、スペイントヨタ(TES)において、2000万台目の車両を購入したスペイン在住の顧客への車両引渡し式典を行った。
トヨタの欧州事業は、1960年に現マルタ共和国にて初めて車両を販売したことから始まり、1963年にデンマークで欧州初の販売代理店を設立した。以降、販売網を拡充し、2002年に販売累計1000万台に到達した。
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◆BMW、BMWグループ2010年の予想収益を上方修正◆
BMWは11月5日、グループ全体の予想収益を上方修正すると発表した。
2010年第3四半期も好業績を維持し、販売台数、売上高、収益が揃って急増したことが今回の修正に繋がったとしている。
これまでの予測では5%強とされていたが、販売が順調に推移していることから、自動車部門では7%を超える年間EBIT利益率を目指すことができると発表された。
グループ売上高は前年同期比35.6%増の159億4,000万ユーロで、税引前利益は13億5,900万ユーロに激増し、史上最高の四半期利益を達成した。
また金利払前税引前利益は11億9,200万ユーロにのぼり、税引後利益は8億7,400万ユーロに増加した。また7〜9月の販売台数は前年同期比13.0%増の366,190 台となった。
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◆BMW ライプツィヒ工場を拡張、メガシティ・ビークルの大量生産拠点へ◆
BMWは11月5日、ライプツィヒ工場を国内初のゼロ・エミッション電気自動車の大量生産拠点とすべく、拡張工事を開始した。
2013年までに総額約4億ユーロの投資が予定され、メガシティ・ビークル生産向けの新しい工場建物と設備を完成させ、約800人の雇用を生み出す計画となっている。
2011年には電気自動車「BMW ActiveE(アクティブ・イー)」がライプツィヒ工場において完成が予定されており、以降も電気自動車の重要な生産拠点となる。
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